中国空母監視中の海上自衛隊機に中国軍機が異常接近 7、8日の2度

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毎日新聞 2025/6/12 02:07(最終更新 6/12 02:14) 911文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷海上自衛隊のP3C哨戒機(手前)に異常接近した中国海軍のJ15戦闘機=太平洋上で2025年6月8日(防衛省提供)写真一覧 防衛省は11日、日本列島南の太平洋上空で、海上自衛隊のP3C哨戒機が中国海軍の空母「山東」の動向を警戒監視中、空母艦載機による異常接近を受けたと発表した。機体や隊員に被害はなかった。日本政府は「偶発的な衝突を誘発する可能性がある」として外交ルートを通じて中国政府に深刻な懸念を表明し、厳重に再発防止を申し入れた。 防衛省によると、異常接近は7日午前10時半から同11時ごろまでの約40分間に発生。「山東」を含む中国海軍の艦艇周辺を飛行していたP3Cに対し、中国海軍のJ15戦闘機がつきまとい、一時、高度差のない水平距離で約45メートルまで接近した。Advertisement さらに8日午後2時から同3時ごろにも、同様に異常接近した後、P3Cの前方約900メートルの針路を高度差のない状態で左から右へと横切った。P3Cが数秒で到達する距離だった。2日間ともJ15はミサイルを搭載していたとみられる。 防衛省はP3Cの状況について、中国海軍の艦艇と「安全な距離を取っていた」と説明。発生から公表まで数日を要したのは「データ解析や搭乗員からの聞き取りなど慎重に事実関係を調べた結果」とした。同省幹部は「警戒監視するP3Cを追い払おうとしたのでは」と分析している。自衛隊機への中国軍機の異常接近を公表するのは2014年6月以来、3回目。 日本周辺では中国海軍の空母の活動が活発化している。9日には伊豆・小笠原諸島(東京)と米領グアムを結ぶ「第2列島線」付近の太平洋上で、「山東」と「遼寧」の空母2隻が同時に活動するのを防衛省が初確認した。 防衛省のこれまでの発表によると、7日から9日にかけて、「山東」は宮古島(沖縄)の南東約550キロの海域を航行。日本の排他的経済水域(EEZ)内を含む沖ノ鳥島(東京)の北方海域で戦闘機とヘリコプターを発着艦させた。「遼寧」も中国海軍の空母として初めて「第2列島線」を越え、日本のEEZ内を含む南鳥島(同)の西側海域を航行し、艦載機の発着艦も行った。 中国は大陸周辺海空域への米軍の接近を阻むため、「第2列島線」と、日本の南西諸島から台湾、フィリピンを結ぶ「第1列島線」に防衛ラインを設けているとされる。【松浦吉剛】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>