毎日新聞 2025/6/16 10:03(最終更新 6/16 10:03) 708文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷マクロン仏大統領(前列右)を迎えるデンマークのフレデリクセン首相(同右から2人目)とグリーンランドのニールセン自治政府首相(同3人目)=グリーンランドの政庁所在地ヌークで2025年6月15日、AP フランスのマクロン大統領は15日、デンマーク自治領グリーンランドを訪問した。グリーンランドは、トランプ米大統領が領有に意欲を示し、緊張状態が続いている。マクロン氏は「フランスと欧州連合(EU)の友情と連帯を示すために来た」と強調し、歓迎を受けた。 グリーンランドは大部分が北極圏に位置する安全保障上の要衝で、地下資源も豊富だ。トランプ氏は昨年12月、グリーンランドを「購入」したいとの考えを表明し、領有のためなら武力行使も排除しないとの発言もした。グリーンランドとデンマークは「売り物ではない」と反発し、防衛強化に乗り出している。Advertisement マクロン氏はデンマークとグリーンランド両首脳の招待を受け、16日にカナダで始まる主要7カ国首脳会議(G7サミット)へ向かう途中に立ち寄った。約6時間の滞在では、デンマーク海軍のフリゲート艦上で同国のフレデリクセン首相、グリーンランドのニールセン自治政府首相と会談した。 マクロン氏は、グリーンランドが「利己的な野心に脅かされている」と述べ、トランプ氏を批判。トランプ氏が同じ北大西洋条約機構(NATO)の加盟国に武力行使を示唆する現状を「欧州全体への警鐘だ」と危機感をあらわにした。ニールセン氏はマクロン氏による支持に感謝した。 マクロン氏は欧州の中でもウクライナ支援などで中心的な役割を買って出ており、トランプ政権の発足後は「脱米国依存」にも積極的に動いている。13日に公開された調査会社IFOP社の世論調査によると、フランス人の77%がグリーンランドの米国による領有に反対し、仏軍の力を使ってでも米国の武力侵攻を防ぐべきだと答えた人は43%に上ったという。【ベルリン五十嵐朋子】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>