是枝裕和監督が審査員 若手発掘し映画製作、国際映画祭出品目指す

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毎日新聞 2025/6/17 13:00(最終更新 6/17 13:00) 有料記事 English version 1655文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷カンヌ映画祭のメイン会場近くの砂浜に立つ寺田ともかさん(右から2人目)、是枝裕和監督(左端)ら=フランス・カンヌで2025年5月15日、村瀬優子撮影 名だたる国際映画祭への出品を目指して、若手のクリエーターによるオリジナル脚本の映画を製作するプロジェクトが始動した。カンヌ国際映画祭に縁の深い是枝裕和監督らが応募企画の審査員を務め、第1弾には社会福祉士としての経験を脚本に反映させた寺田ともかさん(31)の「マリア」が選ばれた。 映像事業を手掛ける「IMAGICA GROUP」(東京都港区)が創業90周年を機に、業界に恩返しをしようと企画。才能ある若手を発掘・育成し、グローバルな舞台で活躍するチャンスを作りたいという。グループ会社内から映画企画を募集し、毎年1作品を選んで製作する。外部の作り手もグループ内のプロデューサーと組めば応募できる。5年間継続する予定で、第1弾の製作費には上限7000万円を出資する。 5月にカンヌ国際映画祭のメイン会場近くで同社が記者会見し、取り組みやこれから製作する第1弾作品を発表した。2018年に「万引き家族」で最高賞のパルムドールを受賞し、24年にコンペティション部門の審査員も務めた是枝監督は「待望のプロジェクト」と歓迎し、「日本の新しい才能を海外に紹介していくには国の支援も大事だが、業界の中から育てていくという視点が弱いとずっと感じていた」と指摘。今後について「アジアの若い監督たちが候補に挙がり、裾野が広がっていくことを願っている」と期待を込めた。第1弾は「マリア」 第1弾は88企画の応募があり、選考を経て「マリア」が審査員の全員一致で選ばれた。日本の介護現場で働く18歳の少女・マリアが中絶費用を捻出するために犯罪に手を染めていくストーリー。寺田さんは「物語の背景には格差や貧困、ケアワーカーの労働環境の厳しさやジェンダー差別など、現代の日本社会が直面するさまざまな問題が横たわっている」と説明する。一方、作風はコミカルで、ユーモアを持って力強く生きる主人公が描かれる。寺田さんが社会福祉士として働く中で出会った人々…この記事は有料記事です。残り845文字(全文1655文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>