渡辺淳基2025年6月17日 12時19分熊本県立大学=同大提供 熊本県立大(熊本市東区)は16日、半導体人材を育成する組織の新設に向けて準備を進めていることを明らかにした。半導体関連の新学部の開設も検討している。今年秋までに方針を決め、2027年春の開設をめざす。 台湾積体電路製造(TSMC)の県内進出を機に、半導体産業の集積を進めるうえで課題になっている専門人材の育成を強化する狙いがあるという。 新学部を開設する場合は、文部科学省に認可を申請する。県立大には現在、文学部と環境共生学部、総合管理学部の3学部がある。学生数は2114人。昨年春、半導体研究の第一人者として知られる黒田忠広氏が理事長に就任した。 黒田氏はこの日、木村敬知事らとともに県庁で記者会見し、先端半導体の設計に加えて情報処理など産業全体を俯瞰(ふかん)できる人材を育てる必要があると説明。「半導体産業は大きな成長期を迎えているが、熊本は人材を教育し、供給する能力が不十分だ。地方創生の一環として、他大学や国、企業とも連携して進めたい」と語った。この記事を書いた人渡辺淳基熊本総局専門・関心分野経済、民主主義こんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月17日 (火)国民民主、野党首位明け渡す2万円給付案の根拠を説明コメ不足でも大量に廃棄6月16日 (月)米首都で異例の軍事パレードイラン国防軍需省にも攻撃地域の文化か ルール違反か6月15日 (日)日鉄のUSスチール買収を承認イラン攻撃 軍とモサド連携か「OTC類似薬」保険適用外に?6月14日 (土)イスラエル、イラン核施設空爆すべてのコメ、転売禁止へネコを治療した獣医師が死亡トップニューストップページへ日米関税交渉「合意に至らず」 石破首相、トランプ氏と30分間会談8:49群馬・高崎で37.2度の猛暑日 30度以上の真夏日は210地点10:21東北新幹線下り線で運転見合わせ 回送列車の車両点検が影響12:30不適切点呼、3年前に内部通報 「違反ない」対策取らず 日本郵便5:00「歩道通行禁止」はおかしい? 自転車反則金額が決定、来春スタート9:30米ゴールデンドーム構想の危うい未来 20年で120兆円の試算も11:00