毎日新聞 2025/6/17 10:24(最終更新 6/17 10:25) 1096文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷2023年に広島であった主要7カ国首脳会議(G7サミット)の様子=広島市南区のグランドプリンスホテル広島で2023年5月20日(外務省提供) 主要7カ国首脳会議(G7サミット)が16日から2日間の日程で、カナダ西部カナナスキスで開かれている。そもそもG7とは何なのか。 G7は日本、米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの7カ国と欧州連合(EU)が参加する集まりだ。経済や安全保障、地球環境問題など幅広い課題を話し合う。「グループ・オブ・セブン」を短くして「G7(ジーセブン)」と呼ばれる。サミットは英語で「山の頂上」の意味で、トップが年に1回集まる場を表現している。Advertisement サミットに向けて各国との調整をして首脳を補佐する政府高官は「シェルパ」と呼ばれる。登山者の手助けをする案内人の呼称で、サミットと同様に山に関連する表現が使われている。 今回は、参加する首脳の顔ぶれが2024年6月にイタリアであった前回サミットからがらりと変わった。日米英独、カナダ、EUの首脳6人が交代。2期目のトランプ米大統領を除き、石破茂首相ら5人が初参加だ。 G7の歴史は東西冷戦時代の1970年代までさかのぼる。71年にニクソン米大統領(当時)が金とドルの交換停止を宣言して世界経済が混乱に陥った。その後に石油危機もあり、75年11月にジスカールデスタン仏大統領(同)の呼びかけで各国の首脳がパリ郊外ランブイエ城に集まって対策を協議したのが始まりだ。 第1回サミットは、日米英仏伊と西ドイツ(現ドイツ)の6カ国が集まり、翌76年の第2回からカナダも加わった。77年には欧州共同体(現EU)も参加。89年に東西冷戦が終わると、より広範な課題に取り組むため、ロシアが98年に正式参加し「G8」となった。ロシアは14年にウクライナのクリミア半島を一方的に併合してこの枠組みから締め出され、再びG7となっている。第5回主要国首脳会議(東京サミット)は1979年6月28~29日、東京・港区の迎賓館で開催された。 開催は各国の持ち回りで、日本では79年に初めて東京で開かれた。その後、日本では東京(86、93年)▽九州・沖縄(00年)▽北海道洞爺湖(08年)▽伊勢志摩(16年)▽広島(23年)――で実施されている。 G7と中国、ロシア、インドなど新興国で作るG20と呼ばれる別の枠組みもある。アジア通貨危機(97年)の対応で先進国と新興国が協力するため、99年に財務相・中央銀行総裁会議として始まった。08年のリーマン・ショックの後からは、サミットも開かれるようになっている。 サミットでは通常、全体を総括する首脳宣言などを全会一致で採択し、成果文書として発表する。西側諸国がメンバーのG7は自由貿易や法の支配など共通の価値観を持つため意見を取りまとめやすい。しかし、参加国が多いG20は利害対立が激しく、一致点を見いだしにくい傾向にある。【浅川大樹】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>