興野優平2025年6月13日 20時01分給食に混入したペーパータオル。2024年5月のものだという=広島県教育委員会提供 広島県教育委員会の篠田智志教育長は13日、県立広島中(東広島市)の給食で虫やビニール片、髪の毛などの異物混入が相次ぎ、2022年度以降57件に上ったことを定例会見で明らかにした。24年度だけで34件、25年度も4~5月で7件発生したという。 県教委によると、25年度は豚のしょうが焼きにビニール片が混入したほか、クモや小バエの死骸が入っていたり、白米に髪の毛が混入していたりした。段ボール片のようなものを口にした生徒もいたという。24年度も虫が混入するなど、ほぼ毎月のように、異物混入の報告があったとしている。 給食は同じ業者が1日約500食を配送し、少なくとも13年度から提供。3年ごとに入札があり、今年度は総合評価一般競争入札で、衛生管理体制も含め評価された上で落札していたという。他の県立学校への提供はないという。 県教委はこれまで事案を公表していなかった。「健康被害がなかったため」と説明している。県教委や学校に公表基準などはないという。 篠田教育長はこの日「学校給食は、安全・安心が大前提。率直に重く受け止めている。これまでの対応は必ずしも十分ではなかった」と述べ、再調査を始めたと明らかにした。この記事を書いた人興野優平広島総局|県政担当専門・関心分野文芸、核、人口減少、ジェンダーこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月13日 (金)参院選、7月20日投開票へ日本の男女平等、またG7最低訪日客の免税「廃止を」の声6月12日 (木)冤罪事件、警察側が上告断念公文書改ざん 指示メモも開示全国民に2万円 自公給付案6月11日 (水)自公 物価高対策の給付で合意梅雨の夜「蒸発現象」に注意備蓄米、20万トン追加放出へ6月10日 (火)移民摘発抗議に州兵を派遣元横綱白鵬が退職会見「仮装身分捜査」で初摘発トップニューストップページへコメ転売禁止、罰則対象となる三つの条件 フリマサイトも対応へ18:30イスラエル、イラン核施設攻撃で脅威を一掃 「新秩序」目指す動きか19:12「すぐに戻るよ」 インド機墜落 かなわぬ妻への最後のメッセージ19:00機内で休む佳子さまの動画拡散 隠し撮り?宮内庁は「好ましくない」19:30「政治とカネ」批判訴えるか触れぬか 揺れる候補 激戦の世田谷区は19:08ネコ・イヌからもうつるマダニ感染症、ペットの飼い主はどうしたら?19:30