毎日新聞 2025/6/11 14:30(最終更新 6/11 14:30) 1063文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷Bリーグのレバンガ北海道への入団記者会見で写真撮影に応じる富永啓生(左から2人目)。左端は桜井良太GM、左から3人目は小川嶺・新オーナー、右端は折茂武彦社長=札幌市中央区で2025年6月9日午後1時45分、宮間俊樹撮影 バスケットボールBリーグ1部(B1)のレバンガ北海道で、チームの改革が進んでいる。10月開幕の新シーズンに向け、スター選手の獲得と新オーナー就任を相次いで発表。リーグ発足当初から9季連続負け越しの低空飛行からの脱却に向け、力強い一歩を踏み出している。 「熱烈なオファーが入団を決定づけるきっかけとなった。北からバスケを盛り上げたい」。9日、レバンガへの入団記者会見でそう意気込んだのは、本場の米国でプレーしていたパリ・オリンピック日本代表の富永啓生(24)だ。Advertisement 富永は3点シュートを最大の武器とする日本屈指のシューター。愛知・桜丘高や全米大学体育協会(NCAA)1部ネブラスカ大でプレーし、2024~25年シーズンはNBA下部Gリーグ・マッドアンツに所属した。パリ・オリンピック1次リーグのブラジル戦で3点シュートを打つ富永啓生=ピエール・モロワ競技場で2024年8月2日、和田大典撮影 最終的な目標にNBA入りを掲げる富永だが、経由地に地方都市を拠点とする強豪ではないレバンガを選んだ。1年契約で背番号は30番。11年発足のレバンガで年俸は過去最高額という。 育成年代の日本代表などで指導を受けたトーステン・ロイブル氏がレバンガの新監督に就くことも入団を後押しし、強化に向けた積極的な姿勢が奏功した。 今回の大型補強の背景には、26年にスタートする新たなトップカテゴリー「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」での躍進や新規ファン獲得を見据えた運営体制の変化がある。24~25年シーズンの琉球戦で、パスを出すレバンガ北海道のドワイト・ラモス(右)=北海きたえーるで2025年4月6日、宮間俊樹撮影 レバンガはBリーグが開幕した16~17年シーズン以降、黒字経営を続けている。23~24年シーズンのトップチーム人件費はB1の24チームの中で3番目に少なかったが、堅実な経営には戦力強化を難しくする側面もある。 これまで勝率は5割を超えたシーズンはなく、24~25年も21勝39敗で東地区(8チーム)5位。折茂武彦社長は「Bプレミアでの優勝に向けた本格的な投資や新たな挑戦を見据えた時、今の体制だけでは乗り越えられない壁があると感じていた」と認める。 そこでクラブは新たなオーナーに、単発アルバイトのマッチングサービスを手がける「タイミー」の小川嶺社長を招いた。 9日の就任会見で小川氏はこれまでの黒字経営を「ものすごい経営努力」と評しつつ、今後を見据えて「勝負に出なくてはならない」と指摘。「お金を投下しないと勝てない。選手獲得にも貪欲に関わり、日本一を目指す」と語り、選手育成と積極的な補強に言及した。 富永獲得は改革の初手だ。レバンガの前身チームから選手としても頂点を目指してきた折茂社長は「日本一に向けて出発できる喜びは計り知れない」。悲願達成に向けて視界は良好だ。【谷口拓未】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>