赤木俊夫さんの写真と使用していた眼鏡を置いて記者会見する妻雅子さん=大阪市北区で2025年2月6日午後4時51分、長澤凜太郎撮影 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る財務省の公文書改ざん問題で、財務省は11日、約9000ページの関連文書を新たに開示した。改ざんを苦に自殺した元財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さん(当時54歳)が自筆で残したノートの写し含まれているという。 開示を求めてきた赤木さんの妻雅子さん(54)は代理人弁護士を通じ、「夫の残したノートを財務省の方から返していただけるとは思っていませんでした。夫も財務省の方に初めて大事にしていただけたのではないかと思います。内容はまだ分かりませんが、夫の残したものをゆっくり読みたいと思います」とのコメントを発表した。【土田暁彦】