2025.06.15乗りものニュース編集部tags: 空港, 飛行機これは楽しみ!2027年実用化を計画 2025年6月16日から開催されるパリ航空ショーに、ユニークな外形を持つ飛行機が展示される予定です。フランスの「Blue Spirit Aero」が開発を進めている、12発の推進装置を備えた4人乗り民間機「Dragonfly」です。なぜ、このような設計となっているのでしょうか。「Dragonfly」のイメージ(画像:Blue Spirit Aero)。「Dragonfly」は水素燃料電池を動力源とする電動軽飛行機で、二酸化炭素を排出せず、かつ静音性が高いことを特徴とする機体です。試験機は2024年より制作が開始され、実用化は2027年を計画。飛行速度は時速125ノット(約235km)、航続距離は375海里(約695km)のスペックが打ち出されています。なお、プロペラ12発による推進としているのは、推力装置を分散させることで、ひとつが故障しても安全に航行が続けられるようにするためとのことです。 同航空ショーの公式サイトによると、「Dragonfly」はショー期間の全日で、静態での展示が予定されているとのことです。【画像】何だこりゃ… これが「12発プロペラの驚愕機」全貌です