2025.06.18乗りものニュース編集部tags: F-14「トムキャット」, イスラエル軍, イラン軍, ミリタリー, 戦闘機, 航空, 軍用機迎撃機として首都の防空用に配備されていたとのこと。 イスラエル空軍は2025年6月17日、イランが保有するF-14「トムキャット」戦闘機2機を撃破したと発表。その様子を収めた動画をSNSなどで公開しました。拡大画像アメリカ海軍のF-14「トムキャット」戦闘機。2006年にアメリカ海軍から全機退役している(画像:アメリカ海軍)。 説明によると、これはイランの首都テヘラン周辺で行われた作戦において上げた戦果で、テヘラン空港に駐機していた2機のF-14戦闘機に対して空から攻撃を加え、撃破したといいます。 なお、これら戦闘機は首都防空のためにテヘラン空港に展開していたとしています。 F-14「トムキャット」は、アメリカ海軍がかつて運用していた可変翼の戦闘機で、映画『トップガン』で主演のトム・クルーズとともに注目を集めました。その後2006年にアメリカ海軍からは退役したものの、イラン空軍では今でも飛び続けており、最大の見積もりだと推定40機程度のF-14が生き残っているとされています。 また同日のイスラエル国防軍のリリースには、同国諜報機関が、イスラエルに向けて発射しようと準備されていた無人機の位置を特定し、発射の数分前に発射セルを排除したとも明記されていました。【次ページ】【動画】F-14が一瞬で火だるまになる様子です【写真】「これぞ中東!」ならではの迷彩をまとったイランのF-14戦闘機