毎日新聞 2025/6/4 21:46(最終更新 6/4 21:46) 712文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷東京宣言を採択した会議参加者ら=衆院第1議員会館国際会議場で2025年6月4日午後4時36分、藤田祐子撮影 チベット問題について各国の政治家が集う「チベットに関する国会議員会議」が3、4の両日、衆院第1議員会館(東京都千代田区)内で開かれ、「ダライ・ラマ14世の後継の選出と認定は純粋に宗教的な事項であり、中国政府による政治的干渉を受けるべきではない」などとする24項目の「東京宣言」を採択して閉幕した。7月に90歳を迎えるダライ・ラマ14世が、そのタイミングで後継者に関して発言するのではないかと注目されており、宣言は先んじて中国政府をけん制した形だ。 超党派でつくる日本チベット国会議員連盟(会長=山谷えり子参院議員)と、インド北部に拠点を置くチベット亡命政府の共催。インド、ベルギー、チリ、欧州議会など29カ国の国会議員や学識者ら約130人が参加した。Advertisement 同会議は1994年にインドで初開催された後、欧州や北米で不定期に開かれ、今回が9回目。日本での開催は初となる。3日間の会期中、偽情報とプロパガンダ▽国境を超えた抑圧▽環境への影響――など計11のセッションが催された。 終了後の共同記者会見で、亡命政府のペンパ・ツェリン首相は「ダライ・ラマはチベット仏教の固有の存在であり、その信仰をもつ者によってのみ規定されるべきで、外部からの政治的な干渉は受け入れられない。中国政府が真剣に輪廻(りんね)転生を考えるなら、毛沢東や鄧小平の生まれ変わりを先に探すべきだとダライ・ラマ14世も言っている」と述べた。 議員連盟事務局長の山田宏参院議員は会議開催について「こうした国際会議が日本で開かれたということ自体が中国への強いメッセージになる。日本が民主、自由、人権をリードする姿勢を明確にアピールできたと思う」と自賛した。【藤田祐子】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>