米特使、シリアでの軍事拠点を8カ所から1カ所に 政策転換強調

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毎日新聞 2025/6/4 08:50(最終更新 6/4 09:11) 683文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ウマイヤド広場に集まり、反体制派の旗を掲げてアサド政権崩壊を喜び、記念撮影をする人たち=シリア・ダマスカスで2024年12月12日、和田大典撮影 トランプ米大統領が新たにシリア担当特使に任命したトム・バラック氏は2日、シリアにおける米軍の軍事拠点を大幅に縮小する方針を示した。現在は8カ所ある拠点を段階的に閉鎖し、最終的には1カ所にするという。トルコの放送局「NTV」とのインタビューで語った。 シリアでは昨年12月、アサド政権が打倒され、シャラア暫定政権が誕生。トランプ政権は暫定政権を支援する方針を明確にしている。アサド前政権時代に科していた制裁を全面的に解除する考えを示しており、その第1弾として5月下旬に金融機関や企業を対象にした一部の制裁を解除した。Advertisement シリアでは、米軍がクルド人主体の民兵組織「シリア民主軍」(SDF)と連携しながら、過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦にあたってきた。米国防総省は昨年12月、駐留している米軍の要員は約2000人で、うち掃討作戦の中核を担っているのは900人と説明していた。 バラック氏は先月、駐トルコ大使に就任した後、シリア担当特使にも任命された。バラック氏はインタビューで、トランプ政権のシリア政策をたずねられ、「断言できるのは、過去100年のシリア政策に近づくことはないということだ。どれも機能しなかったからだ」と述べ、方針転換を強調。米国のIS掃討作戦に関する軍事面での関与は縮小してきたと説明し、8カ所ある拠点は徐々に減り、「最終的には1カ所になるだろう」と話した。 そのうえで、シリアでは依然として部族的な対立の傾向が残っているため統合は非常に難しい状況にあると指摘しつつも、「私は統合が実現すると考えている」などと述べた。【ワシントン西田進一郎】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>