「長嶋さんありがとう」 地元の野球教室は存続へ 千葉・佐倉

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毎日新聞 2025/6/4 09:47(最終更新 6/4 09:48) 946文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷少年野球教室で子どもに声を掛ける長嶋茂雄さん=千葉県佐倉市で2017年11月4日午前10時48分、近藤浩之撮影 3日に肺炎のため亡くなった長嶋茂雄さんは千葉県佐倉市の出身で、毎年秋には「長嶋茂雄少年野球教室」が開かれてきた。西田三十五・佐倉市長が3日に記者会見し、「市にとってかけがえのない存在だった。本当に感動をありがとうございました」と哀悼の意を示した。「今後も野球教室を続けることが長嶋さんの願い」として、巨人OBの中畑清さんや篠塚和典さんらの協力を得て教室を続けていく。 市は2013年7月に長嶋さんに市民栄誉賞を授与し、その際に市内の岩名球場を「長嶋茂雄記念岩名球場」と改称。それから毎年秋に市などが野球教室を開き、14~17年には実際に長嶋さんが来て子どもたちを指導した。Advertisement出身地の千葉県佐倉市にある「長嶋茂雄記念岩名球場」のスコアボードには「ありがとう」の文字が表示された=千葉県佐倉市で2025年6月3日午後1時45分、平塚雄太撮影 野球教室に関わってきた斎藤真二・市少年野球連盟会長(76)は「(長嶋さんが)内野から外野までずっと回って子どもたち一人一人に指導していた」と振り返った。押尾豊幸・市野球協会長(74)は「テレビで見たまま気さくな方で、やはり指導に熱があった。近くで聞いていた少年野球の指導者たちも非常に勉強になった」と話した。 19年秋に市内は台風の影響で記録的な大雨に見舞われ、野球教室の開催を断念した。残念がる西田市長に長嶋さんから電話があり、「来年は行くから。(災害に)負けるな。頑張れ」と激励されたという。長嶋茂雄記念岩名球場で行われた試合の始球式で、背番号「3」のユニホーム姿で打席に立つ長嶋さん=千葉県佐倉市で2017年6月4日午後1時4分、近藤浩之撮影 だが新型コロナウイルス感染症の影響や長嶋さんの病気などにより20年以降も欠席が続き、野球教室は篠塚さんら他の巨人OBによる指導が続いていた。押尾会長は「もう一度佐倉に来られてグラウンドに立っていただきたかった。非常に残念だ」と声を落とした。 市は、市役所と岩名球場に記帳台を設置するほか、追悼行事の開催を検討している。球場では長嶋さんの歩みを振り返れる記念展示室を無料公開しており、3日にはスコアボードに「長嶋茂雄さんありがとう」と表示した。市の担当者は「一度訪れて、その功績を改めて知ってほしい」と話している。 熊谷直人知事は3日、報道陣の取材に「県民にも非常に愛された方で大変寂しい」と悼んだ。知事は県出身のプロ野球選手が多い理由として、「長嶋さんに憧れた人たちが県の野球の蓄積を作っていったと思う」との考えを示し、「改めて功績に対して心から感謝をするとともに、ご冥福をお祈りする」と述べた。【高橋晃一、平塚雄太】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>