「スカッ」とする過激発言で、 進歩派傍流から主流へ 李在明氏/中

Wait 5 sec.

毎日新聞 2025/6/4 10:00(最終更新 6/4 10:00) 有料記事 2092文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷城南市長時代の李在明氏=ソウル市内で2016年12月27日午後2時37分、大貫智子撮影 李在明(イジェミョン)氏(61)が韓国の新大統領に当選した。強いリーダーシップを評価する声がある一方で、「ポピュリスト」との批判は絶えず、多くの刑事事件でも在宅起訴されている。毀誉褒貶(きよほうへん)が激しい新大統領は、どんな人生を送ってきたのか。幼少期を知る人や政界関係者の証言、自叙伝などに基づき、その人物像を追った。 連載は以下のラインアップです 〈上〉極貧と暴力の少年期 「踏まれて大きく」なって政界へ 〈中〉「スカッ」とする過激発言で、 進歩派傍流から主流へ 〈下〉並外れた強運でつかんだ頂点 容赦ない権力行使に懸念    (5日午前6時アップ予定) 「進歩勢力のアウトサイダー」。韓国政界でよく耳にする李氏への評価だ。最大の理由は、民主化運動の経験が無いことだ。 進歩勢力の源流は、民主化指導者の金大中(キムデジュン)氏。1987年の民主化後、98~2003年に大統領を務めた。 03~08年に進歩政権を担った盧武鉉(ノムヒョン)氏や、17~22年に大統領だった文在寅(ムンジェイン)氏も弁護士として、民主化運動の一翼を担った。進歩系の「共に民主党」を支える国会議員や幹部らにも民主化運動経験者が多く、逮捕歴がある人も少なくない。民主化に貢献した人こそリーダーの資格があると見られている。 また進歩勢力は、南西部の光州市とその一帯の湖南(ホナム)地方を強固な地盤とする。だが李氏は、保守が強い慶尚北道(キョンサンプクド)の出身である。 李氏を長く見てきた韓国の政界関係者はこう指摘する。「民主化運動の経験がほとんど無く、湖南出身でもない。おまけにSKY(ソウル大・高麗(コリョ)大・延世(ヨンセ)大)出身でもない。進歩政党における究極のアウトサイダーだ」 そこで李氏は10年に城南(ソンナム)市長に就任すると、市民へのアピールを重視し、時に過激な発言で物議を醸すようになる。 「市長の権限が大きすぎて、…この記事は有料記事です。残り1284文字(全文2092文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>