極貧と暴力の少年期 「踏まれて大きく」なって政界へ 李在明氏/上

Wait 5 sec.

毎日新聞 2025/6/4 05:30(最終更新 6/4 05:30) 有料記事 2191文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷少年時代の李在明氏=李在明氏の選挙事務所提供 李在明(イジェミョン)氏(61)が韓国の新大統領に当選した。強いリーダーシップを評価する声がある一方で、「ポピュリスト」との批判は絶えず、多くの刑事事件でも在宅起訴されている。毀誉褒貶(きよほうへん)が激しい新大統領は、どんな人生を送ってきたのか。幼少期を知る人や政界関係者の証言、自叙伝などに基づき、その人物像を追った。 連載は以下のラインアップです 〈上〉極貧と暴力の少年期 「踏まれて大きく」なって政界へ 〈中〉「スカッ」とする過激発言で、 進歩派傍流から主流へ    (4日午前10時アップ予定) 〈下〉並外れた強運でつかんだ頂点 容赦ない権力行使に懸念    (5日午前6時アップ予定) 韓国南東部・慶尚北道(キョンサンプクド)安東(アンドン)市中心部から東へ約30キロ。リンゴの木が生い茂る森を抜けると、「ジトン」という名の小さな集落にたどり着く。現在は6世帯が暮らす。 「李在明 生家跡」。畑地の脇に看板が掲げられていた。住民によると、李氏が所属する「共に民主党」の関係者が設置したという。 1960年代まで李氏の一家が暮らしたスレートぶきの小さな家はすでに無い。隣に住むクォン・オソンさん(90)によると、家は今にも崩れそうなほどボロボロだったという。クォンさんはこう回想した。「一家は貧しかったが、(李氏は)賢く成績も良かった」 一家は両親と7人の子供がおり、李氏は5番目。タバコなどを栽培していたが、父は酒と遊びが好きで、食べ物にも事欠く生活。李氏は自伝でこう振り返っている。「いつも腹がへっていた。小さいころから、食べられる草、花、木を知っていた」。小学校3年の時、父は一人で家を出てソウル郊外の城南(ソンナム)市に住んだ。生活はさらに苦しくなった。 76年2月。李氏が小学校を卒業する…この記事は有料記事です。残り1436文字(全文2191文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>