コメ盗難被害が前年の倍に、ネット通販装う詐欺も 県警が注意喚起

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古庄暢2025年6月4日 10時43分コメの盗難事件への注意を呼びかける茨城県警のポスター=茨城県警提供 茨城県内で、価格高騰が続くコメをめぐる犯罪被害が多発している。今年に入り、農家などからの盗難被害が前年同期比の約2.2倍に増加した。インターネット通販を装って消費者から購入費をだまし取る詐欺被害の相談も増えており、県警が注意を呼びかけている。 捜査3課によると、盗難被害の相談は県西や県南の農家などが多く、収穫したコメを自宅の倉庫や保冷庫に保管していたところ、夜間などに盗まれたという。1月から5月末までで18件(前年比10件増)起きていて、被害の総量は6トンを超える。1件で1トンを超える被害相談もあったという。 コメの購入にからむ詐欺被害の相談も増えている。サイバー企画課によると、1月に1件、3月と4月に各3件、5月に1件あったという。 多くは、インターネットで、通販サイトを装って「30キロ9千円で販売」などと格安をうたい、購入者から代金をだまし取る手口だ。納品されないままサイトが閉鎖され、後で被害に気がつくケースが多い。50万円以上の被害相談もあるという。 同課の田上和昌課長は「ネット通販をめぐる事件は毎年あるが、コメの購入をめぐるトラブルは昨年までほとんどなかった」と話す。 県警では、ネット通販を利用する場合は、大手の通販サイトを利用し、代金の振込先が個人名義になっている場合には偽物の可能性を疑うことなどを呼びかけている。こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月4日 (水)長嶋茂雄さん死去 89歳ロシア、事実上の降伏を要求台風1号、まだ発生なし6月3日 (火)内閣不信任案なら解散検討元横綱白鵬が退職届閉山した金鉱山 外資が狙う6月2日 (月)懲役・禁錮が廃止、拘禁刑に赤字の国内線 路線維持へ議論クマ 道を避けている可能性6月1日 (日)イベント前倒し相次ぐ なぜコメ民間輸入、過去最大子ども見守り用GPS、悪用かトップニューストップページへ韓国大統領に李在明氏が就任 「憎悪ではなく認め合う世の中を作る」10:24両陛下、沖縄へ出発「語り継いで」 愛子さまも初訪問 戦後80年10:14海軍艦船から同性愛者擁護活動家ミルク氏の名を削除 プライド月間に8:30止まらぬエレベーター、身に覚えのない請求 サラリーマンの街で異変5:00中年男性に多い「おなかぽっこり」 「朝食なしと不活動」が原因か7:00自民党費を「人質」に駆け引き 郵便局長会がもぎ取った条文修正10:00