懸命な説得で詐欺被害防ぐ 「お手柄」の郵便局と銀行に感謝状 三重

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毎日新聞 2025/6/5 08:15(最終更新 6/5 08:15) 694文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷感謝状を贈呈された津南が丘郵便局の朝熊良局長(左から2人目)と三菱UFJ銀行津支店の谷口清一支店長(右から2人目)ら=津市丸之内の津署で2025年5月29日午前10時4分、長谷山寧音撮影 三重県警津署は5月29日、SNS型投資・ロマンス詐欺による被害を未然に防いだとして、津南が丘郵便局と三菱UFJ銀行津支店にそれぞれ感謝状を贈呈した。「お手柄」の裏には、不審に思った場合の声掛けや懸命な説得があった。 津南が丘郵便局で4月10日夕方、慌てて駆け込んできた女性(70)が、窓口で数百万を「今日中に振り込みたい」と話し出した。対応した朝熊良局長(44)は女性が振込先として示した口座が個人口座であることを怪しみ、同僚と「SNS上のなりすましかもしれない」と、いくつかの例を提示して説得し、被害を食い止めた。Advertisement感謝状を受け取る津南が丘郵便局の朝熊良局長(右)=津市丸之内の津署で2025年5月29日午前10時3分、長谷山寧音撮影 朝熊局長は「必ず送金先や目的を聞くようにして地域の安全を守りたい」と思いを新たにした。 三菱UFJ銀行津支店では、4月21日に来店した男性(80)が「暗号資産で得た利益を出金するため、国税庁へ税金を支払わなければならない。お金を融資してほしい」と相談を始めた。職員がおかしいと思い、詐欺であることを伝え続け、信じ込んでいた男性を思いとどまらせた。感謝状を受け取る三菱UFJ銀行津支店の谷口清一支店長(右)=津市丸之内の津署で2025年5月29日午前10時4分、長谷山寧音撮影 谷口清一支店長(50)は「銀行で用意している、詐欺防止のための質問が並ぶヒアリングシートが役に立った。警察と連携して店頭でも啓発していきたい」と話した。 県警によると、SNS型投資・ロマンス詐欺による被害は4月末で87件・約8億2110万円に上る。被害者は60歳以上の高齢者のほか、40~50代にも拡大。津署管内でも4月末で8件・約2330万円の被害が出ている。 県警生活安全企画課は「投資の誘いは慎重に判断してほしい。不安があったら、犯罪かどうか分からなくても警察や周囲の方に相談してほしい」としている。【長谷山寧音】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>