毎日新聞 2025/7/4 11:30(最終更新 7/4 11:30) 有料記事 1722文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷自民党の現状や給付金について語る河村建夫元官房長官=東京都千代田区で2025年7月1日、内藤絵美撮影 参院選最大の争点になる物価高対策として、石破茂首相が打ち出した全国民への一律2万円の給付金に、「バラマキ」との批判が相次いでいる。 「批判されるのはもう仕方ない。参院選での効果もないでしょう」。そう語る自民党重鎮がいる。「あの時もそうだった。何をやっても難しいね」 自民党が下野する直前の2009年、麻生太郎政権で官房長官を務めていた河村建夫さん(82)。当時の政権も同じような給付金を配り、バラマキ批判を浴びた。 あの時を振り返り、今の自民党をどう見るのか。河村さんを訪ねると、「選挙対策という考えは捨てた方がいい」という話が始まった。【春増翔太】「麻生さんは乗り気じゃなかった」 09年3月、時の麻生政権は緊急経済対策として「定額給付金」の支給を始めた。前年のリーマン・ショックを受けた景気刺激策だった。 1人当たり1万2000円(18歳以下と65歳以上は2万円)で、総額は2兆円。財政投融資特別会計を財源にした。 だが消費を呼び起こす効果は薄く、政権の支持率アップにもつながらなかった。 その年の夏、自公政権は衆院選で大敗し、旧民主党に政権を奪われることになる。 21年に政界を引退した河村さんは、自身の事務所で16年前をこう振り返った。 <リーマン・ショックで経験したことのない不況になり、それまでにない対策が必要だった。今回の給付金は目の前のモノの値段がどんどん上がっていく物価高対策だけど、あの時は落ち込む需要に対する消費喚起が目的だった。 麻生さんは最初、…この記事は有料記事です。残り1086文字(全文1722文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>