夏を彩る花火大会、中止への備えは 「道義的責任」で減給した首長も

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有料記事波絵理子 浅田朋範2025年6月27日 11時00分(2025年7月4日 11時29分更新)足立の花火=足立区観光交流協会提供(あだち街フォトコンテスト2023応募作品 れいお氏) 西日本や東海地方で梅雨が明け、これからが夏本番。各地の花火大会は多くの観覧が見込まれ、地域経済活性化への期待も大きいが、天候に左右されるのが難点だ。中止になると、どうなるのか。どんな備えができるのか――。荒天で中止を余儀なくされた経験がある花火大会の主催者たちに取材した。 東京の大規模花火大会の先陣を切る「足立の花火」(東京都足立区)。2024年7月は、雷雨の影響で打ち上げの25分前になって、中止を決めた。 今年は天候や熱中症対策を考慮し、開催期日を5月に前倒ししたが、強い風と雨に見舞われ、午後5時に上げた合図玉が大きく北風に流される事態に。大量の花火の燃えかすが民家に落下する可能性が高くなり、2年連続の中止に追い込まれた。 主催する区観光交流協会によると、大会にかかった費用は約3億5千万円。有料席と屋形船の入場料4千万円分も払い戻しの対応となった。観客が場所取りのために敷いていたブルーシートは多くが残され、協会が回収し、処分したという。順延に立ちはだかる「警備」の壁 区民からは、順延を期待する…【はじめるなら今】記事読み放題のスタンダードコース1カ月間無料+さらに5カ月間月額200円!詳しくはこちらこの記事を書いた人浅田朋範ネットワーク報道本部専門・関心分野共生、貧困、裁判こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月4日 (金)参院選スタート在沖米軍が沖縄県庁訪れ謝罪富士山吉田ルート、山開き7月3日 (木)参院選、きょう公示鹿児島・トカラ 群発地震続くダライ・ラマ 輪廻転生存続へ7月2日 (水)南海トラフ 「死者8割減」へ首相、コメ増産を表明路線価、35都道府県で上昇7月1日 (火)米、車関税の見直しに否定的企業・団体献金 96%が自民に「組織的な価格調整」を認定トップニューストップページへ道路にロープ張り自転車の男性転倒させる 殺人未遂容疑で23歳逮捕11:21若者で広がる退職代行 でも、実は違法? 弁護士会が異例の注意喚起7:00私も力が強かったら 王谷晶さんが「ババヤガの夜」でかなえた願い6:42売れ残り買い集め「お菓子パーティー」 母子4人家庭に響く物価高11:00夫はインサイダー取引で「貯蓄2千万円」 打ち明けられた妻の決断は6:00憧れた甲子園、マネジャーと両立で見つけた磯山さやかさんの「宝物」11:00