【悲報】Windows 11の新しいスタートメニュー、AIではなく15MBのJSONを使ってアプリを分類していた

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Microsoftは現在、Windows 11で大幅にデザインを刷新した新しいスタートメニューの導入を進めています。新しいスタートメニューは、「ピン留め済み」「おすすめ」「すべて」の3つのセクションが1つのスクロール可能なページ内に表示されるのが特徴で、「すべて」のアプリは「リスト」「グリッド」「カテゴリ」という3つの方法で表示することができます。このなかの「カテゴリ」表示では、アプリが自動的に「仕事効率化」「SNS」「クリエイティビティ」などのカテゴリに分類されて表示されますが、この仕組みはAIやMicrosoftのサーバーとの通信ではなく、圧縮された15MBのJSONファイルによって完全にローカルで制御されていることがわかりました(Windows Latest)。Windows情報に詳しいAlbacore氏からの情報です。インストールされたアプリは、JSONファイル内のパッケージ名とカテゴリコードを利用して分類されます。新しいアプリやリブランドされたアプリ名の分類は、StoreやShellの更新経由で行われるため、情報のアップデートにOSの更新は不要となります。よく使うアプリはカテゴリ内で上位に表示されるよう、自動で並び替えられますが、これもローカルで処理される模様。現在のところ、ユーザーが自由にカテゴリを作成することはできませんが、将来的に多くのユーザーが独自カテゴリの作成を希望するようになれば状況はかわるかもしれません。AIを強力に推進しているMicrosoftですが、新しいスタートメニューのカテゴリ分類は意外と「手作業的な」ロジックで動いていることがわかります。