論点毎日新聞 2025/7/5 14:00(最終更新 7/5 14:00) 有料記事 1603文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷建築家の伊東豊雄さん=東京都渋谷区で2025年4月、高橋昌紀撮影 パビリオンが林立し、象徴的な構造物も造られる万博は、「建築の祭典」であるとも言える。開催中の大阪・関西万博にも、数々の著名な建築家が参加。EXPOホール「シャインハット」を設計した世界的建築家、伊東豊雄さんもその一人だ。伊東さんは今回、万博のテーマに「違和感」を持ち、「一石を投じたい」と公募に応じたという。1970年大阪万博にも関わった伊東さんは、今回の万博のどこに違和感を抱き、それをどう形にしたのだろうか。 関連記事■「建築家の責務とは」 山本理顕さんが一貫して万博の是非を問うわけ■大阪・関西万博は「亜日常」 倉方俊輔さんが考えた空間の魅力70年万博に参加、落胆するも… 大阪・関西万博に大賛成というわけではない。開催に反対する人たちの気持ちもよく分かる。それでも参加を決めたのは、万博の「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマに関心を抱いたからだ。今回の万博で描こうとしている未来社会は、恐らくロボットやAI(人工知能)など最先端の技術を活用したものだろうと予想し、そこに違和感を持った。 命が輝くとはどういうことか、未来社会とはどういうものか、真剣に考えた。技術の革新がもたらす未来を全面的に信用していいのか。命の素晴らしさや生きる喜びは、文明社会で満たされるものではない。むしろ、人間が本来持つ生命力を回復させるようなものこそが必要なのではないか。より本質的な建築をつくって、テーマへの批判的な意味を込めた一石を投じようと、公募に応じた。 今回、EXPOホールの設計にあたって意識したのは…この記事は有料記事です。残り949文字(全文1603文字)【時系列で見る】【前の記事】参議院を問い直す関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>