真夏前でも油断は禁物 意外と知らない梅雨型熱中症 リスクと対策は

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毎日新聞 2025/6/18 11:00(最終更新 6/18 11:00) 905文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷夏の日差し=東京都内で、米田堅持撮影 日本列島は18日、太平洋高気圧の影響で朝から晴れて気温が上がった。梅雨まっただ中の各地で連日、真夏のような異例の暑さが続いている。専門家は「梅雨時は熱中症のリスクが高い。この時期だからと油断しないで」と注意を呼びかけている。 総務省消防庁によると、5月以降に熱中症で救急搬送された人は今月15日までに4799人(速報値)で、65歳以上の高齢者が約6割を占める。発生場所は住居が約3割で最も多い。全国的に高温となった17日には、神奈川県や埼玉県などで死者も確認された。Advertisement 熱中症は体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりすることで発症する。 熱中症といえば真夏の炎天下をイメージしがちだが、梅雨時にも発症しやすい。済生会横浜市東部病院の谷口英喜医師は「湿度が高いと汗が乾きにくく、体温が上がりやすい。喉の渇きも感じにくく、気づかないうちに水分不足になる『隠れ脱水』に陥りやすい」と語る。 実際に、「梅雨型熱中症」のリスクはあまり知られていない。 パナソニックがエアコンを所有する20~60代に5月に実施したアンケートでは、回答した514人のうち、梅雨型熱中症について「言葉も内容も知っている」と答えた人は13%だけ。「例年、熱中症対策をしている」との回答は67%に上ったが、対策を始める時期は「7~8月」が46%、「6月」は35%だった。熱中症対策と応急処置のポイント 一般社団法人「臨床教育開発推進機構」理事の三宅康史医師は、早い時期から対策をとるべきだと指摘。予防にはエアコンで室温と湿度を下げることや、こまめな水分補給が有効という。 三宅医師は目安として「室温28度以下、湿度70%以下」を挙げる。特に、風通しが悪い室内での運動は注意が必要だと強調する。 暑い日が続くと、人の体は数日から2週間程度で暑さに慣れるとされる。発汗量が増えて体内の熱を逃がしやすくなるためだ。ただ、梅雨入り直後の時期はこうした体の調節機能が追いついていないことがある。 三宅医師は「意識的に体を動かしたり、ぬるめのお湯にゆっくりつかってリラックスしながら汗をかいたりすることで、暑さへの順応が促される」と語る。【岡田英、川口峻】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>