パンダのまちから:パンダがいたまち 旅立っても記憶の中に

Wait 5 sec.

パンダのまちから毎日新聞 2025/6/25 07:00(最終更新 6/25 07:00) 566文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷パンダ館に置かれたタンタンのパネル=神戸市灘区の市立王子動物園で2025年6月24日、中川祐一撮影 「神戸のお嬢様」として親しまれたジャイアントパンダのタンタン(旦旦)が2024年3月に死んでからパンダがいない神戸市立王子動物園(同市灘区)。再びパンダが来る日に備え、スペースはそのまま残している。屋内展示場にはタンタンのパネルが置かれ、「久しぶりに会いに来たよ」と書かれたメッセージが並んでいた。 「園にいないにもかかわらず誕生日や命日に訪れる来園者は多い。非常に大きな存在だった」と同園の尾上勝利さん(29)は語る。Advertisementパンダ館に飾られているタンタンへのメッセージ=神戸市灘区の市立王子動物園で2025年6月24日、中川祐一撮影 大阪市からタンタンに会いに来たという黒田莉子さん(25)は「さみしいが、パネルがあるとまだいてくれていると感じるし、タンタンが愛されていると実感できる」と笑顔を見せた。 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」のパンダが中国に返還されるまであとわずか。24歳の良浜(ラウヒン)は医療体制の整った環境で老後を過ごす。結浜(ユイヒン)、彩浜(サイヒン)、楓浜(フウヒン)は将来の繁殖を目指し、パートナー探しに臨むという。同園の飼育スタッフの一人は「中国に帰るのはパンダの未来のため」と前を向く。 約30年にわたって人々を癒やしてきた白浜のパンダたち。取材で多くの人が「みんなの記憶からいなくなるわけではない」と話したのが印象に残る。たくさんの愛を胸に、4頭は「パンダのまち」から旅立つ。【中川祐一】【前の記事】/3 返還、地域経済に打撃関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>