毎日新聞 2025/6/20 10:29(最終更新 6/20 10:29) 652文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長(左)と会談したスペインのサンチェス首相=マドリードで2025年1月27日、ロイター スペインのサンチェス首相は19日、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長に書簡を送り、各加盟国が防衛費をインフラ整備などの防衛関連費と合わせて国内総生産(GDP)比計5%に引き上げる新目標について「不合理だ」として、スペインを除外するか各国の選択制にするよう求めた。スペイン紙エルパイスが報じた。 NATOは新目標について24、25日にオランダ・ハーグで開く首脳会議で正式合意する見通しだったが、議論が紛糾する可能性も出てきた。Advertisement 報道によると、サンチェス氏は書簡で、5%の目標を掲げて防衛費増額を急ぎ過ぎれば、欧州内の防衛産業の育成が間に合わず、域外からの調達に頼ることになると指摘。「欧州連合(EU)の安全保障を強化する努力を妨げることになり、逆効果だ」と批判した。 スペインの防衛費はGDP比で2024年時点で推定1・28%にとどまり、14年に合意した目標である2%を大きく下回っている。 25年中に2%には達する見込みだが、目標が防衛費3・5%、防衛関連費1・5%の計5%に引き上げられれば、年間800億ユーロ(約13兆4000億円)もの歳出増となり、公共サービスなどに影響が出かねないと懸念。「福祉国家の世界観とは合わない」と指摘し、スペインの場合は独自の試算では防衛費はGDP比2・1%で十分だとも主張した。 NATO加盟国内では、防衛費を巡り、ロシアと距離が近い東欧や北欧各国と、自然災害や移民問題などへの関心の方が高い南欧との間で意識の隔たりが指摘されている。【ブリュッセル岡大介】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>