「こどもの日」にちなんだ両陛下の訪問 輪に入り、ステップを踏んだ

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有料記事編集委員・島康彦2025年6月19日 13時00分 天皇陛下をはじめ、皇族方の活動や皇室に関連する出来事を過去にさかのぼって紹介する「皇室365」を始めました。皇室のあり方が問われる中、公務や宮中行事などのトピックを毎週、担当記者が詳しく読み解きます。6月21日(2019年) 両陛下が子ども日にちなむ施設訪問 2019年のこの日、天皇、皇后両陛下が東京都港区の区立麻布保育園を訪れた。平成から続く「こどもの日」にちなむ児童関連施設への訪問。天皇陛下は同年5月に即位し、関連儀式が続いたため、時期を遅らせて実現した。 両陛下は「お買い物ごっこ」に参加。園児たちが紙で作ったバッグと財布を手に、園児たちの「八百屋さん」に「おすすめは?」とたずねたり、「きゅうりをお願いできますか」と注文したり。園児たちが紙でつくった野菜や果物を買い求め、両陛下はお互いのかごのなかを見せ合うなど、ほほえましい場面がみられた。 保育園側では、両陛下の訪問に向けて5歳児クラスの子どもたちと先生方が準備を進めた。緊張してお二人を迎えたが、両陛下はにこにこと笑顔で子どもたちに接し、とても和やかな雰囲気だったという。園児たちにはお菓子の贈り物もあった。 「こどもの日」にちなんだ訪問は、上皇ご夫妻が1992年に始めた。象徴として国民に寄り添うなかで、ご夫妻は子どもたちとの交流をとりわけ大切にしてきた。 それが最初に広く知られたの…この記事を書いた人島康彦社会部|編集委員専門・関心分野皇室、こどもの問題、格闘技(プロレス)、演芸(落語、浪曲)こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月19日 (木)G7サミット、首脳宣言見送りオンラインカジノ規制強化梅雨なのに猛暑、なぜ?6月18日 (水)日米関税交渉「合意至らず」フリーランス法違反で初勧告大谷翔平が二刀流復帰6月17日 (火)国民民主、野党首位明け渡す2万円給付案の根拠を説明コメ不足でも大量に廃棄6月16日 (月)米首都で異例の軍事パレードイラン国防軍需省にも攻撃地域の文化か ルール違反かトップニューストップページへ中野サンプラザ再開発、区の「白紙」方針が正式決定 区議会が議決13:24米国、学生ビザ申請者にSNSの公開要求へ 大使館の面接は近く再開13:00トランプ政権はイランを攻撃するのか? 始まれば終わり見えぬ作戦11:30アウンサンスーチー氏80歳に、息子が祝福募る 表明に拘束の危険も13:00不動産高騰、薄れる地方への抵抗感 「東京離れはじわりと進行中」13:00高尾山でなぜ遭難してしまうのか 山岳遭難数が国内屈指になる背景10:20