毎日新聞 2025/6/23 10:30(最終更新 6/23 10:30) 933文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷協定書の締結式で富士山ライナーをPRする勝又正美・御殿場市長(左)と込山正秀・小山町長=静岡県御殿場市役所で2025年6月16日、石川宏撮影 静岡県御殿場市と小山町はJR御殿場駅―小田急新松田駅(神奈川県松田町)を結ぶ高速シャトルバス「富士山ライナー」を共同で23日から1日3便運行させる。地元から首都圏に通える“足”を作り、大学進学や就職を機に首都圏に移り住む若者流出を防ぐのが狙い。人口減少阻止の夢を乗せてバスは走り出す。【石川宏】 御殿場市は2010年をピークに人口が減り、22年には転出超過が県内最多となった。市が庁内に発足させた人口減少対策プロジェクトチームは、18歳と22歳の人口減少率が高いと分析。市内から首都圏への通勤・通学が容易になれば人口減少対策に有効とした。分析結果を受け、市は23年、鉄道距離で50キロ以上離れた大学や短大に通う学生への通学定期券補助を始めた。Advertisement 今回の富士山ライナー運行も人口減少対策の一環。当初は御殿場市単独でノンストップで運行する計画だったが、同様の問題を抱える小山町が事業に参画。東名足柄バス停での途中停車が加わった。 バスの運行は富士急モビリティ(御殿場市)に委託し、運行ダイヤは、御殿場線の列車運行の合間に組んだ。上りが御殿場駅午前5時発の「あさ便」1便。下りは新松田駅午後4時55分発の「夕方便」と同7時半発の「よる便」の2便。富士山ライナー 停車場 「あさ便」から小田急に乗り継げば午前7時18分に新宿駅に到着する。逆に「夕方便」乗車には新宿駅午後3時半発、「よる便」には同6時1分発の小田急に乗れば間に合う。料金は片道550円。JR御殿場-松田駅間(510円)や小田急バス(570円)の運賃を参考にした。今年度の事業費は約3200万円。 この区間のJR列車本数は、特急を含めて1時間に1~3本。富士山ライナーを利用すれば鉄道始発より早く東京方面に着けるほか、帰宅時間帯の利便性が向上するメリットがある。JR御殿場線の沿線自治体は列車本数の増加を要望しているが、実現していない。 16日には御殿場市役所でシャトルバス運行の協定書締結式が開かれた。勝又正美市長は「大学へ進学する18歳、就職期の22歳をターゲットにした。非常に利便性の高いシャトルバスだと思う」と説明。込山正秀町長は「通勤・通学の利便性を高めるだけでなく、観光や地域間交流にもつながると期待している」と述べた。あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>