児童館でダーツも昼寝も、相談も 中高生が「第二の家」と呼ぶ居場所

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有料記事狩野浩平2025年6月21日 12時00分ジャンプ東池袋で友人とトランプを楽しむテツさん(画像を一部加工しています)=2025年4月19日午後4時55分、東京都豊島区東池袋、狩野浩平撮影 東京・池袋の一角に、何十人もの中高生が集まる公共施設がある。 漫画やゲーム、ダーツ、ビリヤード、バスケコート、音楽スタジオまで……。若者の楽しみが詰まったこの施設は、豊島区立の「児童館」だ。 中高生センター・ジャンプ東池袋。区内在住・在学の中高生世代が対象で、平日は午後8時まで利用できる(中学生は7時まで)。多い日は100人ほどが537平方メートルの施設内にひしめき合う。 4月の週末、ダーツやトランプを楽しむグループの中に高校2年生のテツさん(16)がいた。中学時代からの利用者で、高校の友達を誘ってきたという。「初めて来た友達には『家にないものがたくさんあってすごい』と驚かれます」中高生世代向けに、様々な設備がそろった児童館。物だけでなく、支える人たちも様々な専門性を持っています。専門家は、児童館が数少ない「成長を求められない場所」だから果たせる役割があると話します。 小学校時代に利用していた区の施設の職員から紹介され、通い始めた。 中学時代はコロナ禍が直撃した頃。授業や部活動だけでなく、友達と集まって遊ぶ機会も大きく制限された。特に感染リスクが高いとされる屋内の居場所がなくなる中で、ジャンプは安心して集まれる数少ない場所だった。「あの頃は屋根があるだけで助かった」2施設で延べ4万人超が利用 2日に1回ほど遊びに来るテ…この記事を書いた人狩野浩平東京社会部|教育担当専門・関心分野いじめ、不登校、子どもの権利、ニューロダイバーシティー、幼児教育、性暴力こんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月21日 (土)証券口座乗っ取り 対策強化へ警視庁副総監ら、異例の謝罪国会が事実上閉幕 参院選へ6月20日 (金)イラン攻撃「考えはある」山岳遭難が増加、中高年多く世界遺産の大山古墳で新発見6月19日 (木)G7サミット、首脳宣言見送りオンラインカジノ規制強化梅雨なのに猛暑、なぜ?6月18日 (水)日米関税交渉「合意至らず」フリーランス法違反で初勧告大谷翔平が二刀流復帰トップニューストップページへ異例の国会、乗り切った石破・森山コンビと政治の行方は 御厨貴さん8:00トランプ大統領「ハーバードとディール発表の可能性」 全面対決一転9:53インドに次世代新幹線導入で合意へ モディ首相が8月末に訪日で調整5:00大阪市中心部の切断遺体、身元わからず3カ月 都会の空白地帯で何が10:00「生きづらい」世の中だから会いたい BTSきょうで全員が兵役終了12:00宮崎で人気「ぐるっぴー」夏ばて?で運休 小型電動バス、冷房なく11:00