もっと社会人野球毎日新聞 2025/7/3 08:00(最終更新 7/3 08:00) 有料記事 2452文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷都市対抗大会の九州2次予選で力投するKMGホールディングスの西山大成投手=小郡市野球場で2025年6月7日、北山夏帆撮影 肘の手術に突然の休部――。社会人野球で将来を期待されたKMGホールディングスの西山大成投手(25)は1年前、「もう野球は無理かもしれない」と思うほど逆境の中にいた。九州2次予選で快投 ストライクゾーンでボールを動かして打者を惑わし、テンポ良くアウトを重ねていく。6月上旬に行われた都市対抗大会の九州2次予選。日本製鉄九州との第1代表決定トーナメント準決勝で、マウンドに上がった西山投手は快投を披露した。 威力十分だったのは、打者の手元で小さく鋭く曲がるカットボールだ。七回まで許した走者は、五回の安打1本のみ。それ以外は全て3者凡退に抑える完璧な内容だった。 八回に3連打を浴びて失点したが、5安打1失点で完投勝利を挙げた。「ストライク先行で打たせて取る意識だけを持って、あとは守備に任せようって感じで投げました」。力まずに投げようとした意識が好投につながった。 西部ガスとの第1代表決定戦でも先発し、勝利とはいかなかったが9安打2失点(自責点1)で投げきった。 Honda熊本との第2代表決定戦は3番手で登板し、ダメ押しの2ランを浴びるなど悔しい結果となった。2年連続の本大会出場はかなわなかった。 それでも1年前を振り返れば、想像以上の姿だった。「ごまかしながら…」 西山投手は2023年、福岡大から熊本県を拠点とする物流会社の大福ロジスティクスに入社した。20年に物流会社「大福物流」が魅力ある会社や業界づくり、社員満足度の向上を目指して野球部を設立した会社だ。 社会人野球界に旋風を起こそうと意気込む新鋭チームの中で、西山投手も「自分を磨いていつかはさらに高いレベルへ」とプロ野球への夢を持ちながら、さらなる成長を誓った。 当時、150キロに迫る直球とカットボールを軸に1年目の春先から公式戦の先発を任されるなど、都市対抗予選に向けてチームの期待も高かった。 ところがアクシデントに見舞われた。…この記事は有料記事です。残り1650文字(全文2452文字)【時系列で見る】【前の記事】5連覇狙う北ガス 阻止するチームは? 都市対抗北海道2次予選関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>