2025.07.02乗りものニュース編集部tags: 南海, 大阪府, 観光列車, 難波駅南海電鉄が、難波駅1番線の降車専用ホームを、新観光列車専用の「0(ゼロ)番のりば」(仮称)に改修します。1番線降車ホームを美装化 南海電鉄は2025年7月1日、難波駅1番線の降車専用ホームを、新観光列車専用の「0(ゼロ)番のりば」(仮称)に改修すると発表しました。現在の難波駅1番線降車専用ホーム(画像:南海電鉄) 工事は8月1日深夜に開始し、2025年度末に完成する予定です。 南海は、橋本~極楽橋間で運行している現行の「天空」に代わり、2025年度末から難波~極楽橋間で新たな観光列車を走らせる計画です。 今回の改修によるホーム美装化は、南海によると単なる乗降の場ではなく、「高野山の神聖な雰囲気を表現した空間」を目指し、難波から高野山へと続く“高野路”の旅の始まりを演出するといいます。 なお、これに伴い8月2日初列車から難波駅1番線の降車専用ホームは閉鎖されます。1番線の列車は、現在の1番線乗車ホームで乗り降りすることになります。 現在、難波駅では2階中央改札口のリニューアル工事が2024年10月から続いています。白を基調とし、緩やかな曲線をデザインしながら明るく近未来的な空間に変わります。2025年8月に完成予定です。 今回の新観光列車専用のりばの美装化も、照明による誘導や曲線的なデザインといった要素を引き継ぎながら、目的地のカラーや沿線地域ゆかりの素材を取り入れるとしています。【美装化】これが「0番のりば」の完成イメージです(画像)