ジャニー喜多川氏への思いも 二宮和也さんが新著につづった哲学

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毎日新聞 2025/7/1 19:00(最終更新 7/1 19:00) 1197文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷新書「独断と偏見」を刊行した二宮和也さん=撮影/Sai アイドルグループ「嵐」の二宮和也さん(42)が自身を表現する言葉として選んだのは「我田引水」。 その心は「僕自身が僕に興味がないので、興味を持ってくれる人のアドバイスが(いかに自分に)フィットしてくるのかで物事が進んでいる」からだそう。 6月、“ニノ流哲学”を一冊にまとめた「独断と偏見」(集英社新書)を刊行した。事務所からの独立やエンターテイナーとしての思い、死生観のほか、昨年にデビュー25周年を迎えた嵐についても「純度高め」につづられる。Advertisement 本書では、編集者が選んだ10の四字熟語をテーマに、100の問いに答えた。インタビューは旧ジャニーズ事務所を退所後の2024年3月から10カ月という、芸能人生の岐路ともいえる時期だった。「40歳で新しい“職場”は怖くはなかったのか」「通常、進む先には“目印”がある。いま、どのような道が見えている?」といった質問に真摯(しんし)に向き合った。 「今一番会いたい人」には、性加害問題を起こした旧ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(故人)を挙げ、「誠心誠意をこめて謝ってもらいたい」と記した。「あの人が人様に迷惑をかけずに生活してくれていれば、僕がずっと所属していた事務所はなくならなかったし、僕がこういう道をたどることもなかっただろうし。でもあいつは何も言わないんだろうなと。僕の偏見ですけど、そうして(謝って)もらいたい人はいっぱいいたんじゃないかな。言えない人も言いたくない人もいるだろうし」「独断と偏見」(二宮和也著・集英社新書) 今年5月、休止中だった嵐の活動再開と、26年春をもって活動を終了することが発表された。「(書籍の)発売日を決めて動いていたら、勝手に嵐が再開したので。びっくりはしましたけど、仮にこの話をしている時に再開しても同じことを言っていると思う。(ジャニー氏に)謝ってもらいたいという気持ちも変わらないかな」と語った。 “本業”のアイドルに俳優業、作詞、バラエティー番組への出演――。まさに「自由自在」な活躍ぶりだ。自身もそれを肯定した上で「枠組みの中で、いかに自由に動けるか。極端な話、不自由だと言える自由があれば、それは自由だと思う」と表現した。ジャニーズやフジテレビの一連の問題などエンタメ業界が揺れる中、「テレビも新聞も僕たちにとってはすごく重要なものの一つなので、メディア側の人たちに面白がってもらえる人間であり続けたい」と意気込む。 ファッション誌「MORE」(集英社)で09年から10年続いた二宮さんの連載の担当編集者、野呂望子さんの企画だ。野呂さんは「大事にしたのは、取材するタイミング。季節やその時にどんな作品に携わっているのかなど、その時にどんな四字熟語だったら響くかを考えました」と明かし、こう語った。「二宮さんは全ての質問において必ずサプライズを用意していました。私の想定の範囲内だと思った回答は一問もなかったです」【諸隈美紗稀】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>