毎日新聞 2025/6/29 14:26(最終更新 6/29 14:26) 有料記事 1118文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷準天頂衛星「みちびき6号機」を搭載して発射されたH3ロケット5号機=鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで2025年2月2日午後5時半、本社ヘリから上入来尚撮影 四半世紀にわたって、日本の宇宙輸送を担ってきたH2Aロケットが引退した。過去の失敗はわずか1回だけ。高い成功率を誇ったが、近年はコスト面での競争力が落ちてきていた。後継のH3は打ち上げ費用の「半減」を目指すが、道のりは簡単ではない。 「非常に感慨深い。H2Aロケットは日本の宇宙活動の自律性に非常に大きく貢献した」。打ち上げ成功後の記者会見で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の山川宏理事長はこう述べた。 JAXAと三菱重工業が共同開発したH2Aはこれまで、気象衛星「ひまわり」や情報収集衛星など、国家に不可欠な実用衛星を地球周回軌道に運んできた。 50回中49回の成功で成功率は98%。打ち上げ能力を増強したH2B全9機の成功も含めると98・3%に達する。打ち上げ回数は劣るが、同時期に活躍した欧州の「アリアン5」や中国の「長征3号」と比べても成功率は上回る。 一方で、近年では米スペースX社が躍進。第1段を再使用する「ファルコン9」で価格破壊を起こした。H2Aは1機当たり100億~120億円とされ、海外から衛星打ち上げの受注を増やすにはさらにコストダウンする必要があった。 そこで後継のH3では、…この記事は有料記事です。残り616文字(全文1118文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>