福井万穂2025年7月1日 18時00分福岡県 福岡県は1日、飯塚市のLPガス容器検査所で、法律で義務づけられた耐圧試験を実施しないまま、合格とする不正があったと発表した。不正があった容器は過去5年で約8万4千本に上り、各家庭や事業所に流通しているという。県LPガス協会は「直ちに危険ということはない」とするが、点検や回収を急ぐ。 不正をしたのは、県内に四つある検査所の一つの「大内田産業」(大内田仁嗣社長)。今年1月、「同社が容器の耐圧試験を一部実施していない」との通報があり、立ち入り検査などで発覚した。 県によると、不正があった容器は福岡県で約6・8万本、佐賀県で約1・4万本、長崎県で約940本、大分県で約750本、熊本県で約600本、納品されているという。大内田社長は、県の聞き取りに「30年ほど前から不正をしていた」と話しているという。【はじめるなら今】記事読み放題のスタンダードコース1カ月間無料+さらに5カ月間月額200円!詳しくはこちらこの記事を書いた人福井万穂西部報道センター|行政専門・関心分野沖縄、水俣、教育こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月1日 (火)米、車関税の見直しに否定的企業・団体献金 96%が自民に「組織的な価格調整」を認定6月30日 (月)最後のH2Aロケット、成功イランと交戦中もガザへ攻撃万博の来場者、過去最多に6月29日 (日)教育の場で相次ぐ性暴力混沌とする米関税交渉の行方EU、ウナギの取引規制を提案6月28日 (土)座間9人殺害 死刑執行生活保護引き下げ「違法」和歌山のパンダ4頭、中国返還トップニューストップページへ「社会保険料が7万円安くなった」 制度の信頼揺らぐ手法に懸念の声15:00体調不良で入院の名古屋市長が公務復帰 身にしみた「休むのも仕事」17:15「再生の道」全員落選から見えるもの 立候補辞退者が語る参入の壁16:30公明・斉藤代表「安定した自公政権が力に」「政治とカネ、影響ある」17:00チェック働かずに強大な軍事力動かす米大統領 世界が負う巨大リスク16:00路線価、守谷駅前が水戸駅前を抜く 躍進の立役者はコインパーキング18:00