毎日新聞 2025/6/27 10:10(最終更新 6/27 10:10) 721文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷大和郡山市で生産される小赤=同市提供 販売数、業者数とも全国トップの奈良県の金魚販売。しかし、主産地の大和郡山市でいずれも低落傾向が続いている。販売数は2020年以降4年連続で減り、23年は4600万匹と過去最低を更新した。24年は4700万匹とわずかに回復したが、潮目が変わった印象はない。県内の業者数も最新の23年集計で26と過去最低になっている。県農業水産振興課は「金魚すくい用の和金などから、観賞用の高級品種に移行し、生産者が希望を持てるようにできれば」としている。【梅山崇】コロナが決定打 県の金魚生産は全国の約80%(18年)を占め、03年には65業者が約8600万匹も生産した。しかし、イベントが下火になるにつれ、県内の販売数の約7割を占めてきた金魚すくい用などの和金と小赤が減少。産地の大和郡山市で毎夏開かれている「全国金魚すくい選手権」(同市など主催)が20、21年に新型コロナウイルス禍で中止になったことが決定打となった。それに加え、18年の養殖従事者は65歳以上が36%を占めるなど高齢化が進んでおり、新規参入が増えないことが事態を悪化させていた。Advertisement 県は19年に「養殖体験会」を開催。水産関係の大学生6人が参加したが、当時、新規就業者は生まれず、コロナ禍で開催も1回だけとなってしまった。県農業水産振興課の南英樹・総務水産振興係長は「長い目で見て就業につながればと願っている」と話すが、将来は見通せない。大和郡山市農業水産課によると、同市は養魚池の規模が比較的大きく、遊泳力の高い小赤などの養殖には向いているが、リュウキュウ、ランチュウなど「丸モノ」と呼ばれる高級品種は池の規模が小さい方が良いとされ、なかなか品種の転換につながらない側面もあるという。あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>