日本も導入? ナゾの箱型「どこでもミサイル発射装置」とは 海で使えば“無敵状態”かも!? 米軍で配備進む

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日本も導入? ナゾの箱型「どこでもミサイル発射装置」とは 海で使えば“無敵状態”かも!? 米軍で配備進む | 乗りものニュース 2025.02.23稲葉義泰(軍事ライター)tags: アメリカ軍, ミリタリー, ロッキード・マーチン, 海上自衛隊, 自衛隊, 艦艇(軍艦), 軍事アメリカ軍で導入が進む特徴的な兵器の一つに、コンテナ型ミサイル発射装置「MK 70」があります。これは、イージス艦などに装備されているMK 41垂直発射装置(VLS)をコンテナに収めたものですが、じつは日本も他人事ではないようです。コンテナからミサイル発射! 現代戦にとって欠かせない兵器が、各種の誘導ミサイルです。そして、それを運用するために欠かせない発射装置を、もしコンパクトなコンテナサイズに収めることができれば、スムーズかつ予想外の運用を行うことができるようになるはず。じつは、その「コンテナ型ミサイル発射装置」はすでに実用化されています。それが、「遠征型武器システム(ExWS)」こと「MK 70」です。拡大画像戦闘艦「サヴァンナ」に搭載されたコンテナ型VLS「MK 70」から対空ミサイルSM-6が発射された瞬間(画像:アメリカ海軍)。 MK 70は、アメリカの大手防衛関連企業であるロッキード・マーチン社が開発したコンテナ型VLS(垂直発射装置)です。全長約12m(40フィート)あるコンテナ内部には、現在イージス艦などに装備されているMK 41 VLSが組み込まれており、コンテナ1つ当たりミサイル4発を装填できます。 MK 70の優れている点は、さまざまなプラットフォームにミサイル運用能力を与えられることです。たとえば、これまでVLSを装備してこなかった艦艇の甲板にMK 70を設置する、あるいは地上部隊が運用するトラックにMK 70をけん引させることで、瞬時にミサイル運用能力を付与することができるのです。 実際に、MK 70はアメリカ軍においてすでに各種プラットフォームへの統合が行われています。たとえば、陸軍ではトラックけん引式のMK 70である「中距離ミサイル発射システム(MRC)」の配備が始まっているほか、海兵隊では無人車両の上にミサイル1発を搭載可能な「長射程ミサイル発射システム(LRF)」を運用しています。 また、アメリカ海軍においてもMK 70の艦載運用試験が行われています。2021年には試験運用中の無人水上艦「レンジャー」で、そして2023年にはインディペンデンス級沿海域戦闘艦(LCS)の「サヴァンナ」で、それぞれMK 70から艦対空ミサイルSM-6を発射する試験を実施しています。【次ページ】コンテナ式ミサイル発射装置、そのメリットとは?【甲板からミサイルがドヴァ――ッ!!】護衛艦のVLSからミサイルが発射された瞬間を写真で(画像)いざ「EXPO 2025 大阪・関西万博」 阪神高速はどんな姿で迎えるのか?いいね「日本最長の路線バス」さらに延長! 奈良交通「大仏新宮線」特別運行 所要時間スッゲー!!!活用法が明らかに! 京都丹後鉄道へ移籍の「キハ85系」 JR西日本で現車講習も実施新幹線チャイム「AMBITIOUS JAPAN!」7月20日に終了 20年の歴史にいよいよ幕どうしてこんなに地味なんだろう「JR草津線」 国鉄型も静かに消えた京都の近郊線 実は“134歳”小田急バス長大路線「渋谷~調布」大幅縮小へ 世田谷通り都区内から小田急バスほぼ消えるもっと見るこちらの機能は会員登録すると利用できます。新規会員登録(無料)ログインこちらの機能は有料会員限定の機能になります。クレジット決済なら、2週間無料!2週間無料プレミアム会員登録