毎日新聞 2025/2/27 11:30（最終更新 2/27 11:30） 792文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「ちばユースセンターPRISM」を運営する千葉大大学院生の郡司日奈乃さん（左）と小牧瞳さん＝一般社団法人Spice提供 中高生らが自由に過ごせる、家でも学校でもない「第三の居場所」を各地に広めようと、教育学を専門とする大学院生コンビが挑戦を始めた。1カ所目として昨秋、千葉市に開設した「ちばユースセンターPRISM（プリズム）」の運営資金を、3月3日までクラウドファンディング（CF）で集めている。 プリズムは週に2、3日、不定期でオープンする。放課後、中高生を中心とした10～20代が自由に出入りし、おしゃべりをしたり、ゲームをしたり。スタッフにやりたい企画を後押ししてもらえるのも特色だ。Advertisement 運営するのは、千葉大大学院博士課程の郡司日奈乃（ひなの）さん（26）と小牧瞳さん（29）。普段は研究室で、学校の授業で使う教材作りに取り組む。「学校の中だけでは、学びが実社会とつながりにくい」「子ども会などが縮小し、地域に中高生世代が主体的に活動できる居場所がない」と課題を感じていた。 こども家庭庁のアンケートでも、家や学校以外に「居場所が欲しいのにない」と回答した子どもや若者は4人に1人に上った。理由は「住んでいる地域にそのような場所がない」が最多だ。オープニングイベントでボードゲームを楽しむ高校生ら＝千葉市のちばユースセンターPRISMで2024年9月、一般社団法人Spice提供 ならば自分たちで作ろうと、2人で非営利の一般社団法人「Spice（スパイス）」を立ち上げ、共同代表に就いた。参考にしたのが、スウェーデンなど欧州で普及している余暇施設、ユースセンターだ。やりたいことや困りごとにスタッフが寄り添い、安心安全で、地域と関われる場所を目指す。 郡司さんが調べたところ、類似施設は全国に30カ所程度。「プリズムを軌道に乗せ、全国に広がるように発信したい」と意気込む。 次に計画しているのは、高校生が企画した演劇ワークショップ。企画実現の費用や、自習スペース、ステージ設置にかかる内装費など400万円を募る。CF運営サイト（https://camp-fire.jp/projects/800506/view）。【黒田阿紗子】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>