毎日新聞 2025/2/27 14:30(最終更新 2/27 14:30) 686文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷洋上風力発電事業に対応する整備工事が完了した能代港大森地区岸壁=秋田県能代市で2024年8月1日、秋田港湾事務所提供 秋田県沖で計画が進む大型洋上風力発電設備の建設拠点となる能代港の岸壁整備工事が完成し、国土交通省と県が22日に秋田県能代市で式典を開いた。部材の輸送や組み立てなどの基地となる想定で岸壁を拡張。世界的な物価上昇(インフレ)や円安などの影響で建設コストが上がり、事業者側の動きは見通せないが、地元自治体は地域経済への波及効果に期待を寄せている。 完成したのは能代港大森地区岸壁の約1・9ヘクタールの区画。港に近い「能代市、三種町及び男鹿市沖」は2020年に洋上風力発電普及法に基づく促進区域に指定され、三菱商事などの企業連合が発電事業を計画している。Advertisement完成式典でテープカットやくす玉を割る地元選出国会議員や国、県、自治体関係者ら=秋田県能代市で2025年2月22日、田村彦志撮影 こうした建設需要に対応するため、国は20年度から地盤改良工事などを進め、強度を備えた岸壁を整備した。総工費は約85億円。 完成式典には地元選出の国会議員や国、県、事業関係者ら約100人が出席。高橋克法・副国土交通相は「能代港がカーボンニュートラルの実現を後押しし、地域経済を支え雇用を創出するようしっかりと取り組む」とあいさつ。神部秀行・秋田県副知事も「本県の成長エンジンとなるよう事業をサポートしていきたい」と述べた。 一方、三菱商事が今月公表した24年4~12月期連結決算によると、同社が企業連合を組んで計画する、秋田県の「能代市、三種町及び男鹿市沖」「由利本荘市沖」など国内3海域の洋上風力発電事業について522億円の損失を計上。「ゼロベースで事業を再評価する」としている。 関連企業の新規立地や地元企業参入に期待する能代市エネルギー産業政策課の担当者は取材に対し、「内容について注視している」と話した。【田村彦志】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>