宮崎に配備予定のF35B戦闘機 「騒音が大きい」訓練実施へ 

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毎日新聞 2025/2/27 20:27(最終更新 2/27 20:29) 889文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷航空自衛隊新田原基地で報道陣らに公開された米海兵隊のF35B=宮崎県新富町の新田原基地で2024年10月29日午後2時48分、塩月由香撮影 宮崎県新富町の航空自衛隊新田原(にゅうたばる)基地に2025年度から配備する予定の最新ステルス戦闘機F35Bについて、防衛省は、通常より騒音が大きいとされる垂直着陸訓練を新田原基地で実施する方針を地元自治体に伝えた。これまで、垂直着陸は「緊急時などを除き通常は行わない」としてきた方針を一転した。夜間の垂直着陸訓練も実施する予定で、新富町の小嶋崇嗣(そうし)町長は「住民負担が過大で、到底受け入れられない」と強く反発している。 宮崎県の河野俊嗣知事も27日、報道陣の取材に「地元の皆様に理解をしていただいた部分が全く違う状況。基地の利用の位置付けが変わってきている」とし、防衛省に十分な説明を求めたことを明らかにした。Advertisement航空自衛隊新田原基地=宮崎県新富町で2023年1月10日、本社ヘリから上入来尚撮影 方針の変更は、防衛省九州防衛局の担当者が26日に宮崎県や新富町などを訪れて伝えた。防衛省はその理由として、垂直着陸訓練を実施する予定だった鹿児島県西之表市の馬毛島での自衛隊基地建設が遅れていることを挙げる一方で、「安全保障環境は厳しさを増している」として、30年に馬毛島の基地が完成した後も新田原基地で垂直着陸訓練を継続する方針を示した。 防衛省によると、F35Bの垂直着陸時の騒音は約75メートル離れた地点で最大130デシベル、約300メートルの地点で最大110デシベル。「飛行機のエンジンの近く」並みとされる。新田原基地での垂直着陸訓練の回数は、8機が配備される25年度で月平均約30回(うち夜間に約10回)、30機配備の29年度で月平均約100回(同約40回)を検討している。 F35Bは短い距離での離陸や垂直着陸が可能で、空母艦の甲板でも運用できる。防衛省は南西諸島の防空体制強化のため、米国から42機を調達する予定で、新田原基地への配備方針を21年に新富町などに伝え、町も容認していた。 新富町の小嶋町長は取材に対し「計画の見通しが甘く、到底受け入れられない。特に夜間訓練は住民負担が大きい」とし、住民説明会や計画の見直しを国に求めていく考えを示した。九州防衛局は「ご意見などを踏まえ、適切な対応を検討していく」としている。【塩月由香、下薗和仁】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>