有料記事稲葉有紗 村上潤治2025年2月25日 11時30分横浜市の闇バイト事件の構図 闇バイトに応募した男らが昨年10月、横浜市青葉区の住宅に押し入り、住人の男性を死亡させた事件をめぐり、県警はこれまでに男女5人を逮捕した。うち1人は裁判も始まった。捜査や裁判を通じて、匿名・流動型のつながりのなかで指示や被害品がやりとりされる過程が明らかになってきた。県警は犯罪グループの上位に至る全容の解明を進めている。 今月6日、県警は久保田陸斗(22)、藤井柊(しゅう)(27)の両容疑者を強盗殺人容疑などで逮捕した。実行役は、事件覚知の3日後に逮捕した宝田真月被告(23)=強盗致死罪などで起訴=を含めた3人とみている。 捜査関係者によると、闇バイトに応募した3人は昨年10月14日夜、宝田被告が運転する黒いワゴン車で、横浜市青葉区の後藤寛治(ひろはる)さん(75)宅をめざした。3人は自己紹介もせず、押し入る段取りだけを確認したという。 久保田容疑者の供述によると、宝田被告が車内に置いていた金属製工具で玄関横のガラスを割って侵入。2人が続いたという。「財物を捜せ」 「財物を捜せ」…「闇バイト」犯罪「短時間・高収入」などとうたい、特殊詐欺の受け子や強盗の実行犯として利用される「闇バイト」が全国各地で多発しています。最新のニュースや解説をお届けします。[もっと見る]こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ2月25日 (火)ドイツで右翼躍進、第2党に立憲民主、「埋没」に危機感陥没事故後、各地で不審電話2月24日 (月)ウクライナ侵攻から3年SNSなりすまし 一斉提訴へ米軍の制服組トップを解任2月23日 (日)トヨタ、実験都市をお披露目23、24日も大雪に注意初の荷物専用新幹線が誕生へ2月22日 (土)生鮮食品の値上げ、鮮明にオンラインカジノ 摘発増加ファラオの墓、発見トップニューストップページへイーロン・マスク氏と共鳴する右翼AfD 揺らぐ「反ナチス」の国是6:00歴史継承か動物愛護か 相次ぐ告発に揺れる地域の伝統行事 妥協点は11:00身近な人が「死にたい」と口にしたら? 知って欲しいTALKの原則7:00銃社会と動画チャンネル ユーチューバーが米国にもたらす変化10:45戦場へ送られる恐怖から、1キロ泳いで国外へ 脱走や徴兵逃れ問題化11:00国民民主、「103万円の壁」与党案受け入れぬ方針 所得制限に反発11:25