朝日新聞記事2025年2月25日 11時06分東京大学の2次試験で、キャンパスに入っていく受験生たち=2025年2月25日午前8時13分、東京都文京区、杜宇萱撮影 国公立大学の個別試験(2次試験)が25日、各地で始まった。東京大本郷キャンパス(東京都文京区本郷7丁目)の正門には午前8時前から、全国から集まった受験生たちが長い列を作り、単語帳や参考書を見返したり、保護者や恩師らと言葉を交わしたりしていた。 愛知県から来た高校3年の女子生徒は、姉(21)に付き添われながら入場を待つ列に並んだ。理科二類を受験するといい、「将来は化学者になりたい。1点を勝ち取ります」と話した。 静岡県から父親と来た高校3年の男子生徒はこれまでの受験勉強を振り返り、「落ちるかもしれないと考えると本当に怖いけど、やらないより、やって後悔したかった」と話した。「受験勉強を通じて友人と切磋琢磨(せっさたくま)した経験は必ず生きると思う。全力を尽くします」 文部科学省によると、25日からの前期日程には172大学613学部に23万5719人(昨年度23万2344人)が出願。国立大の倍率は2.8倍(同2.8倍)、公立は3.4倍(3.3倍)。合格発表は国立は3月6日から、公立は1日からあり、東京大学は10日の予定。関連ニュースこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ2月25日 (火)ドイツで右翼躍進、第2党に立憲民主、「埋没」に危機感陥没事故後、各地で不審電話2月24日 (月)ウクライナ侵攻から3年SNSなりすまし 一斉提訴へ米軍の制服組トップを解任2月23日 (日)トヨタ、実験都市をお披露目23、24日も大雪に注意初の荷物専用新幹線が誕生へ2月22日 (土)生鮮食品の値上げ、鮮明にオンラインカジノ 摘発増加ファラオの墓、発見トップニューストップページへイーロン・マスク氏と共鳴する右翼AfD 揺らぐ「反ナチス」の国是6:00歴史継承か動物愛護か 相次ぐ告発に揺れる地域の伝統行事 妥協点は11:00月経痛のつらさ、血液数滴で示す指標発見 事前予測で負担軽減に期待10:01身近な人が「死にたい」と口にしたら? 知って欲しいTALKの原則7:00銃社会と動画チャンネル ユーチューバーが米国にもたらす変化10:45戦場へ送られる恐怖から、1キロ泳いで国外へ 脱走や徴兵逃れ問題化11:00