「住めるぞこの建機!」ボルボが作りだした電動タイヤショベルの凄さ“快適すぎる”その秘密とは

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「住めるぞこの建機!」ボルボが作りだした電動タイヤショベルの凄さ“快適すぎる”その秘密とは | 乗りものニュース 2025.02.25斎藤雅道(ライター/編集者)tags: EV, ボルボ, 建機, 自動車東京機械センターで行われた「電動建機試乗会」で日本でまだ1台しかないボルボ製の電動タイヤショベル「L120 Electric」が公開されました。どんな車両なのでしょうか、実際に乗ってみました。あのボルボが作った電動建機 2025年2月19、20日に西尾レントオールの東京機械センターで行われた「電動建機試乗会」では、日本でまだ1台しかないレア車両も公開されました。それが、ボルボ製の電動タイヤショベル(ホイールローダー)「L120 Electric」です。どのような車両なのでしょうか、実際に乗ってみました。拡大画像ボルボ製の電動タイヤショベル「L120 Electric」のフロント部分(斎藤雅道撮影) 同車両は運転質量が20トンの大型のタイヤショベルになります。稼働時間は最大9時間で、充電は20%の状態から80%まで高速充電した場合、2時間とのことです。 実は筆者は、過去に少しタイヤショベルを運転して掘削作業もやったことがあるのですが、今回「L120 Electric」の運転席に座ってまず驚いたのがシートの快適さです。程良い弾力があり、衝撃も運転席が吸収している感じがあります。さらにシートヒーターが装備されているようで、座席が暖かいのです。 なぜここまで快適なのか、会場で同車両の紹介をしていた営業担当者に聞いてみると、実はこのシートには、トラックの技術が活かされているとのことです。「(建機は)トラックと開発部門が同じなので、そこで得られた要望などを参考にして、建機のシートも作っています。自動車などを作っているので乗りやすさは特に重視しています」 ボルボは建機においても、長時間乗っても疲れないことを重視しています。オペレータが疲れてしまうと、それは作業効率の低下や事故の原因ともなってしまいます。そのため、たとえ現場用の車両であっても乗る人への配慮は忘れていません。 さらに冷暖房も完備で、空調の性能もかなりいいとのこと。さらに、注目なのが車内のタッチパネルです。ブルートゥースを介して通信機器での会話ができるほか、音楽を聴ける機能まで備わっています。 また、車内もなかなか広々で、現場の休憩時間などでもプレハブで休憩するよりも、良い環境なのでは感じるほどです。話を聞いた担当者もその気持ちはわかるそうで「私も待ち時間は車内の方が暖かいのでそこで待機していました。おそらく住めるレベルで快適だとは思います」と明かしました。【次ページ】もちろん建機としての性能も優秀です【画像】か、快適だ…これがボルボのタイヤショベルの車内ですいざ「EXPO 2025 大阪・関西万博」 阪神高速はどんな姿で迎えるのか?いいね「日本最長の路線バス」さらに延長! 奈良交通「大仏新宮線」特別運行 所要時間スッゲー!!!活用法が明らかに! 京都丹後鉄道へ移籍の「キハ85系」 JR西日本で現車講習も実施新幹線チャイム「AMBITIOUS JAPAN!」7月20日に終了 20年の歴史にいよいよ幕どうしてこんなに地味なんだろう「JR草津線」 国鉄型も静かに消えた京都の近郊線 実は“134歳”小田急バス長大路線「渋谷~調布」大幅縮小へ 世田谷通り都区内から小田急バスほぼ消えるもっと見るこちらの機能は会員登録すると利用できます。新規会員登録(無料)ログインこちらの機能は有料会員限定の機能になります。クレジット決済なら、2週間無料!2週間無料プレミアム会員登録