毎日新聞 2025/2/24 08:15(最終更新 2/24 08:15) 814文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷シングルマザーや子ども、高齢者などが集う拠点「リタニティハウス」として岩手県山田町中央町に整備されている建物=ブレスユー提供 シングルマザーのデジタルスキル獲得や就労を支援する岩手県山田町の一般社団法人「BlessU(ブレスユー)」(中居知子代表理事)が20日、建設中の新たな施設の設備を充実させるためのクラウドファンディング(CF)を始めた。500万円を目標に、4月15日まで実施する。 ブレスユーは、山田町のシングルマザーがデジタルスキルを学びながら、ホームページの動作確認など委託された仕事ができるように支援している。Advertisementシングルマザーのデジタルスキル獲得や就労を支援する岩手県山田町での取り組みを紹介し、資金援助を要請するため記者会見を開く中居知子さん=盛岡市で2025年2月20日午前11時2分、釣田祐喜撮影 新たな施設は、ブレスユーが仕事の委託を受ける大阪市のIT企業から資金援助を受けて同町内に整備中。「リタニティハウス」と名付ける施設で4月の開所式を予定している。 ハウスは、親がデジタルスキルを学び、仕事をする間に、子どもたちも安心して過ごせる場としたい考え。地域で孤立しがちな高齢者らをボランティアとして迎え、多世代で支え合って暮らせる「第2の家」のような社会作りを進める狙いがあるという。 今回CFで集めるお金は、この新拠点でシングルマザーの学習に使えるパソコンの他、子どもの遊具などの整備に充てる。 代表理事の中居さん自身が2010年に離婚。時給650円の事務のアルバイトをしながら2児を育ててきた経験がある。 東日本大震災の被災者を支援する団体に転職し、活動する中で、経験を踏まえて自ら片親を支援する活動を始めようと2023年にブレスユーを設立した。 ブレスユーによると、山田町のひとり親家庭の月平均収入は10万~12万円。シングルマザーの約4割が非正規雇用で、悩みの相談先も乏しく、深刻な貧困に陥っていることもあるという。 中居さんも「子どもに何を食べさせるか。途方に暮れてきた」と日々の食事にも頭を悩ませてきたと振り返り「(新拠点は)私がほしかったものを提供する。その役目を果たしたい」と話している。 CFはブレスユーのホームページ(https://mothers-blessu.org/)で募っている。【釣田祐喜】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>