夢の油圧ショベル?「運転手1人でアーム交換OK!」欧州生まれのハイテク建機 日立建機が発売 | 乗りものニュース 2025.02.26乗りものニュース編集部tags: イベント, ホイールローダー, 日立建機, 油圧ショベル, 重機気になるお値段は?ブーム・アームのチェンジは数分で完了 日立建機は2025年2月20日、中型油圧ショベルのマルチブーム仕様機「KMC400P-7」を、日本国内で3月から受注開始すると発表しました。拡大画像日立建機がこのたび受注を開始したマルチブーム仕様機KMC400P-7(画像:日立建機)。 KMC400P-7は、ドイツの持分法適用会社KTEG GmbHが開発した機種で、すでにヨーロッパでは2021年9月から販売しています。最大運転室量は47.6t、オペレーターが運転席にいながら数分間でフロント部分(ブーム・アーム)を交換できる点が特徴です。 また、多くの油圧ショベルはブームシリンダーが2本仕様なのに対し、KMC400P-7は3本仕様にしてブームリフト力を強化しています。これにより、車体の大きさに対してブームリフト力に余裕がうまれることから、例えばアームの先に「クイックヒッチ」と呼ばれるアタッチメントを素早く交換するための装置を取り付けて、フロントのみならずアタッチメントの交換作業の自動化も可能になります。 1台の油圧ショベルを人の手を介さずにスピーディーに複数の仕様へと変更することが可能なため、作業効率の向上だけでなく、現場の安全性や生産性の向上にも寄与します。 ほかにも、拡幅式のトラックフレームを採用したことにより、作業現場やフロントの仕様に応じてクローラー幅を拡縮することができます。側方・前方・後方とどの方向での作業においても安定した車体姿勢を維持することが可能です。 日立建機によると、KMC400P-7は既存のZX350LCK-6およびZX350LCK-7と同クラスの扱いになるそうで、今後日本では30~40tクラスのマルチブーム解体仕様機はこの3種で展開、販売していく計画です。 なお、KMC400P-7はヨーロッパからの輸入で、かつ受注生産品の扱いになるため、鉄鋼価格や為替の変動などを勘案し、具体的な販売価格は明示されていません。日立建機では年間の販売目標台数は3機種合計で40台を見込んでいます。【日本最大級】これが500t超えの超大型油圧ショベルです(写真)いざ「EXPO 2025 大阪・関西万博」 阪神高速はどんな姿で迎えるのか?いいね「日本最長の路線バス」さらに延長! 奈良交通「大仏新宮線」特別運行 所要時間スッゲー!!!活用法が明らかに! 京都丹後鉄道へ移籍の「キハ85系」 JR西日本で現車講習も実施新幹線チャイム「AMBITIOUS JAPAN!」7月20日に終了 20年の歴史にいよいよ幕どうしてこんなに地味なんだろう「JR草津線」 国鉄型も静かに消えた京都の近郊線 実は“134歳”小田急バス長大路線「渋谷~調布」大幅縮小へ 世田谷通り都区内から小田急バスほぼ消えるもっと見るこちらの機能は会員登録すると利用できます。新規会員登録(無料)ログインこちらの機能は有料会員限定の機能になります。クレジット決済なら、2週間無料!2週間無料プレミアム会員登録