24色のペン毎日新聞 2025/2/28 06:00(最終更新 2/28 06:00) 有料記事 1997文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷昨年4月に生まれた長女を連れ、米ロサンゼルスでビーチバレーのコーチ研修を受ける草野歩さん=本人提供 ビーチバレーボールの年代別日本代表コーチを務めていた草野歩さん(39)=パソナグループ=は出産を控えた昨年3月、コーチ退任を余儀なくされた。 「大丈夫、大丈夫。無理しない方がいいよ。体に負担がかかると思うし」。そんな周囲の配慮が理由だった。 出産、育児で女性のキャリアが途切れることは社会全体の課題だ。スポーツ界では女性が監督やコーチを続けたくても、依然としてハードルは高い。 ビーチバレー日本代表の経験を持つ草野さんは、日本の女性アスリートのロールモデル的な存在だ。自らの幅を広げようと、選手時代の2016年から日体大大学院でコーチング学を専攻。スポーツ庁の委託事業で女性コーチを育成するプログラムも受講した。 21年夏に現役を引退すると、そのまま指導者に転身した。22年春には、ビーチバレー日本代表で大学生と高校生年代を担当するコーチになった。 競技の普及と強化のため、有望な若手選手の発掘に取り組んだ。すると、選手から月経や試合で着用する水着についての相談を何度も受けた。「自分が現役時代は女性のコーチがいなかった。コーチになり、改めて(女性コーチの)重要性に気づいた」という。 転機が訪れたのは、23年7月。日本オリンピック委員会(JOC)が海外指導者研修への参加者を募集していることを知った。 「これまでと違う知識、視点を得たい。世界一の国で勉強したい」。現状に満足せず、ビーチバレーの盛んな米国での研修を志願した。 そこから草野さんの人生は大きく動いた。 …この記事は有料記事です。残り1362文字(全文1997文字)【前の記事】海底で1年過ごしたウイスキーの味=貝塚太一関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>