「自分もそこで生まれていたら」 SNSで感じる「戦争」

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毎日新聞 2025/2/26 07:00(最終更新 2/26 07:00) 有料記事 1990文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷2023年に始まったガザ戦闘をきっかけに作られたグループの他のメンバーと話し合う吉田桜子さん(左奥)や久保晴香さん(右奥)=東京都杉並区の東京女子大で2025年2月5日午後3時7分、竹内麻子撮影 曽祖父がユダヤ人でホロコーストを生き延びたという話は幼い頃に母から聞いた。「自分のルーツに関わることだから知っておきなさい」と言われて育った。 東京女子大1年の吉田桜子さん(19)の母は日本で生まれ育ったが、イスラエルに住む親戚ともSNS(ネット交流サービス)でつながる。 東京大空襲80年企画「同じ空の下で」は全3回です。26日まで毎朝7時にアップします。 24日 「きっと東京大空襲と同じに」避難民が憂うウクライナ侵攻の末路 25日 「家族4人はどこに」子どもをおんぶできなかった女性の訴え 曽祖父は詳しく体験を語らないままこの世を去り、親戚間でユダヤ人を巡る問題が話題に上ることもなかった。 しかし、2023年10月、パレスチナ自治区ガザ地区でイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まると、親戚間で意見が対立。ショックを受ける母の姿を見て、吉田さんもどう受け止めたらいいか悩んだ。「ユダヤ人という自覚はないが、第三者でもなく中途半端。この問題に向き合って考え続けるしかないと思った」生々しい映像にも容易にアクセス 大学には今回のガザ戦闘をきっかけに作られた学生たちのグループがあり、勉強会や映画上映会、募金活動に取り組んでいた。吉田さんも参加するようになった。 設立した4年の秋吉里保さん(22)は戦闘が激化する前からイスラエルとパレスチナの学生たちと交流する学外の学生団体に所属していた。 「今生きている世界で戦争が起きている。自分もそこで生まれていたらと思うと、何かできることはないかと考えるようになった」と振り返る。 戦争史に詳しい東京女子大の柳原伸洋教授は「ガザでもウクライナでも攻撃を受けた人々がSN…この記事は有料記事です。残り1280文字(全文1990文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>