毎日新聞 2025/2/27 22:02(最終更新 2/27 22:03) 908文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷報道陣の取材に応じるフジテレビの清水賢治社長=東京都港区のフジテレビ本社で2025年2月27日午後5時31分、平本絢子撮影 元タレントの中居正広氏による女性とのトラブルに端を発するフジテレビの問題について、親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)は27日、日枝久取締役相談役が、役員の選任や解任などで取締役会に助言や提言をする「経営諮問委員会」の社内委員を同日付で辞任したと発表した。 フジとフジHDは同日、定例の取締役会を開いた。終了後に報道陣の取材に応じたHDの金光修社長は「今最も求められているのは、HDの役員体制を刷新した形で提示すること。透明性を確保し、それを今すぐやろうと思った場合、経営諮問委を利用した形でよりよい姿を作ることが現実的」と述べた。「刷新に向けて委員も代えたほうがいいとの考え方で日枝氏に辞任を促したら、了解した」と明らかにした。諮問委は社外委員3人と社内委員2人の計5人で構成。金光氏は、同委で速やかにHDの役員体制を議論するとし、基本方針として、役員を減らして体制をコンパクトにし、役員の平均年齢を下げることなどを挙げた。Advertisementこの日発表した「再生・改革に向けて実行に着手した施策」について報道陣の前で話すフジテレビの清水賢治社長=東京都港区のフジテレビ本社で2025年2月27日午後5時33分、平本絢子撮影 フジとHDの取締役相談役を務める日枝氏は、フジで「院政」を敷いているとされる実力者。先週末に自宅で転倒し、腰椎(ようつい)を圧迫骨折して入院中のため、この日の取締役会は欠席した。一連の問題を巡っては、フジが設置した第三者委員会の調査が進んでおり、3月末をめどに出される報告書を受け、フジは役員体制を見直す方針。日枝氏の進退が焦点になっているが、27日の取締役会で議論はなかったという。 フジの清水賢治社長も27日、報道陣の取材に応じ、フジの再生・改革に向けて着手した施策として、情報共有などコンプライアンス体制の実効性の強化や、会食や会合のガイドライン策定など6項目を発表した。中居氏を巡る問題について「コンプライアンスガイドラインに沿った措置をせず、適切な報告や事実調査を行うことなく、中居氏の番組起用を続けたことは不適切な判断だった」と改めて謝罪した。 また、この間のCMの差し替えについて、担当者は1月末時点で311社と説明。2月25日現在でCMで取引しているのは72社と述べた。放送収入は前年同月比で10%弱のレベルにまで落ち込んでいるとした。【諸隈美紗稀、平本絢子】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>