「胸張って『甲子園ボーイ』と言えず…」 石橋・入江インタビュー

Wait 5 sec.

毎日新聞 2025/2/27 07:30(最終更新 2/27 07:30) 有料記事 4209文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷慶応大での目標として「投打で日本一」と書いた色紙を手に力強く拳を握る石橋の入江祥太選手=2024年12月11日、牧野大輔撮影 県立の進学校を甲子園に導き、卒業後は慶応大に進学する――。石橋(栃木)の入江祥太選手(18)は、掲げた夢を両方かなえた。2023年春のセンバツでは21世紀枠で初めて甲子園に出場し、24年夏は栃木大会で初めて頂点に立ち、甲子園では初勝利を挙げた。中学時代に全国制覇を経験した選手がなぜ県立の進学校を選び、いかに夢を実現させたのか。ドラマのようなストーリーをロングインタビューで語った。 <入江選手のインタビュー内容> ・「作新学院を倒したい」と県立校へ ・「恥ずかしかった」センバツ ・チームに芽生えた勝ちへの執念 ・「笑顔消えた」受験勉強 昨年の高校野球界を沸かせた選手が振り返るロングインタビュー連載。過去の記事は以下から読めます 「春夏連覇と口では言っていたが…」健大高崎・箱山遥人が語る甲子園 亡き母へ「天国からしっかり見守って」 敦賀気比・竹下インタビュー 炭治郎で入ったスイッチ 桐朋・森井翔太郎、進学校からメジャー挑戦 「泣いちゃったんです」 昨夏Vの京都国際・中崎が一人で背負った重圧祝福できなかった夏の慶応の優勝 ――石橋といえば、学年の半数以上が国公立大学に合格するような県立の進学校です。春夏通じて2度も甲子園出場を果たし、学校の歴史を塗り替えた高校生活を振り返ってください。 ◆一言で表すなら「充実」です。野球も、勉強もすべてに全力を尽くしてきたと思っています。野球では甲子園に出場し、勉強では慶応大に合格するという目標もかないました。勉強も野球も大変で、苦しい経験もしましたが、全力でやってきた結果が報われたと感じました。 ――ここまで夢をかなえられるものでしょうか。 ◆そこに至るまでの過程で努力できたと思っています。こればかりは自分で自分を褒めてあげたいなって思います(笑い)。 ――野球を始めたきっかけを教えてください。 ◆父が佼成学園(東京)で野球をやっていました。家には野球をやっている父の写真があって、「かっこいいな」と憧れたのがきっかけです。本格的に始めたのは小学校1年生ですが、小さい頃からボール遊びもしていて、自然と野球をやりたいと言い出しました。 ――中学時代は栃木の県央宇都宮ボーイズでプレーし、23年夏の甲子園で107年ぶりに優勝した慶応(神奈川)の加藤右悟選手(18)や小宅…この記事は有料記事です。残り3246文字(全文4209文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>