4歳虐待死、母の交際相手「暴行はしていない」 初公判で無罪主張

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佐藤道隆 仙道洸2025年2月27日 10時21分田川星華さん=知人提供 当時の交際相手の長女(当時4)を暴行して死なせたなどとして、傷害致死などの罪に問われた山下翔也被告(28)に対する裁判員裁判の初公判が27日、奈良地裁(沢田正彦裁判長)で始まった。山下被告は「暴行はしておりません」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。 起訴状などによると、山下被告は2023年6月18日、奈良県橿原市の交際相手だった母親宅かその周辺で、田川星華さん(当時4)の腹部を圧迫する暴行を加え、翌19日に死亡させたなどとされる。 県や市によると、事件をめぐっては、星華さんが亡くなる約1カ月前、歯科医から虐待を疑う情報が児童相談所に寄せられた。児相からの連絡で、市は星華さんの母親と面談したが、「(交際相手の)手が目に当たってしまった」という説明を受け、虐待と判断しなかったという。 県と市が設置した検証チームは昨年3月、母子との面談が通報の5日後で、48時間以内に子どもの安全を対面で確認するよう国が求めた「48時間ルール」を、県・市ともに守っていなかったと指摘。交際相手に事情を聴かなかった対応にも問題があったとして、人員配置の見直しを提言した。 県は今年度から児相で対応にあたる専門職を6人増員し、市も元児相職員や正規職員を新たに配置して体制を強化した。こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ2月27日 (木)国民民主、与党案を拒否兵庫維新、県議2人を処分「ヘイト本」は置かなかった2月26日 (水)高校授業料の無償化に合意ウクライナ戦闘終結決議採択「進研ゼミ」生成AIを搭載へ2月25日 (火)ドイツで右翼躍進、第2党に立憲民主、「埋没」に危機感陥没事故後、各地で不審電話2月24日 (月)ウクライナ侵攻から3年SNSなりすまし 一斉提訴へ米軍の制服組トップを解任トップニューストップページへ裏金問題で安倍派会計責任者を聴取 主導幹部「今は現職でない」9:34トランプ氏、EUからの全輸入品に「25%」関税 発動時期は不明9:23みずほ銀頭取が謝罪、19年の貸金庫窃盗問題で 「不安を与えた」7:41三井住友海上、デジタル給与払いを導入へ 大手金融機関の表明は初6:00岩手・大船渡の山林火災、複数の場所で延焼続く 発生から一夜明け9:491880万円の盆栽盗難 「家族に仕送り」手にした報酬10万円は8:00