朝日新聞記事原知恵子2025年2月28日 12時30分道路陥没が見つかった現場。横2.5メートル、縦11メートル、深さ3.8メートルにわたって掘削調査が行われた=札幌市清田区真栄3条2丁目、札幌市提供 札幌市清田区真栄3条2丁目の道道で陥没が見つかった問題で、28日夕方に通行規制が解除されることになった。現場の道路を管理する札幌市が発表した。 市によると、穴が発見された26日の時点では、大きさは縦80センチ、横60センチ、深さ2メートル程度だった。その後、掘削するなどして調べると、舗装から見えない部分にも水平方向に空洞の広がりがあるとわかり、横2.5メートル、縦11メートル、深さ3.8メートルの規模で掘り調べた。 この範囲内では水道管からの漏水はなかったほか、下水道などの構造物もなく、土砂の流出先は確認されていない。陥没の原因は現時点では不明で、特定には時間がかかる見通しという。 市は、北海道開発局や寒地土木研究所、北海道の職員らとも協議した結果、「短期間では同様の陥没が発生する可能性が低い」と判断。通行規制による市民への影響も踏まえて、27日夜から道路の復旧工事を始めた。 28日夕方の規制解除後は、巡視や周辺の空洞調査など監視体制を強化する。近く検討委員会を立ち上げ、原因究明にあたるとしている。関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ2月28日 (金)大船渡の山林火災 1人遺体出生数は過去最少 2024年セブン創業家が買収を断念2月27日 (木)国民民主、与党案を拒否兵庫維新、県議2人を処分「ヘイト本」は置かなかった2月26日 (水)高校授業料の無償化に合意ウクライナ戦闘終結決議採択「進研ゼミ」生成AIを搭載へ2月25日 (火)ドイツで右翼躍進、第2党に立憲民主、「埋没」に危機感陥没事故後、各地で不審電話トップニューストップページへ還流再開求めたのは「下村氏」 安倍派元会計責任者、東京地検に供述4:00米価、2月もまた上昇 備蓄米の放出表明後も高騰止まらず9:17迫るトランプ関税、カナダで米国不買運動 メキシコは「従順」貫く12:01東証、一時3万7000円割れ 米追加関税への懸念で、半導体株下落12:46大船渡の山林火災、焼損面積は1200haに 消防応援は倍以上に11:22修学支援制度の「罰則」要件、1年で緩和へ 該当する大学・短大多く12:00