「パスポート売ります」 南太平洋の島国ナウル、気候変動対策費に

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毎日新聞 2025/2/28 12:45(最終更新 2/28 12:47) 626文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ナウルのアデアン大統領=オーストラリアの首都キャンベラで2024年12月、AAP・ロイター 南太平洋の島しょ国ナウルのアデアン大統領は2月末、自国の市民権を販売する政策「ゴールデン・パスポート」を発表した。気候変動による海面上昇を受け、将来的な国民の移住に必要な資金を捻出するためだとしている。ただし、犯罪目的などで悪用されることへの懸念の声もあがっている。 地元メディアによると、ナウルのパスポートは英国やシンガポールなど89カ国にビザなしで渡航が可能。1人10万5000ドル(約1570万円)で販売する。ナウルでは今後、国民約1万2700人の9割を高地へ移住させる計画がある。その第1段階で必要な約6000万ドル(約90億円)のうち4300万ドルをパスポートの販売収益でまかないたい考えで、初年は、570万ドルの収入を目指す。Advertisement パスポートを販売する政策は、バヌアツやトンガなど世界60以上の国・地域が導入しているとされる。国の歳入を増やすために有効とされる一方、ビザなし渡航が乱用されたり、資金浄化などの犯罪に利用されたりする懸念がある。 ナウルは以前に同様のプログラムがあったが、2003年、国際テロ組織アルカイダのメンバーにパスポートを販売していたことが判明し、中止した。ナウルの担当者はAFP通信に対し「今ある気候変動対策資金だけでは私たちが直面する問題を解決できない」として新たな政策の意義を強調した上で、「最も厳しいプロセスを通過した、我々と同様の価値観を持った人たちにのみパスポートを提供する」としている。【バンコク石山絵歩】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>