朝日新聞記事有料記事山田暢史2025年2月28日 11時00分保管されている備蓄米に取り付けられた表示=2025年2月12日午前10時20分、埼玉県内、西岡臣撮影 米の価格が高止まりする中、農林水産省は備蓄米を一時的に放出し、3月末までには店頭に並ぶ見通しだ。農水省は流通段階で消えた21万トンが高騰を招いていると説明するが、元農水事務次官で、農協改革に取り組んだ奥原正明さんは疑問を投げ掛ける。――農水省は2月中旬、備蓄米放出の方針を発表しました。その判断が遅かったのではないかという指摘が出ています。 昨年の夏場に1カ月も2カ月もスーパーの店頭に主食の米が無くなったというのは大きな問題だ。放出の判断よりも前にスーパーから米が消えた昨年夏のことをきちんと整理する必要がある。 下手をすれば今夏も同じことが繰り返されるかもしれない。あの時になぜ備蓄米を放出できなかったのか、農水省としてどうすべきだったのかを反省し、今後同じ事態を避けるための方策を示すべきだ。――備蓄米制度が機能していな…この記事を書いた人山田暢史東京社会部|メディア担当専門・関心分野農林水産業、食、武道、災害関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ2月28日 (金)大船渡の山林火災 1人遺体出生数は過去最少 2024年セブン創業家が買収を断念2月27日 (木)国民民主、与党案を拒否兵庫維新、県議2人を処分「ヘイト本」は置かなかった2月26日 (水)高校授業料の無償化に合意ウクライナ戦闘終結決議採択「進研ゼミ」生成AIを搭載へ2月25日 (火)ドイツで右翼躍進、第2党に立憲民主、「埋没」に危機感陥没事故後、各地で不審電話トップニューストップページへAI法案を閣議決定 国による事業者への調査可能に 重大事案発生時9:32米価、2月もまた上昇 備蓄米の放出表明後も高騰止まらず9:17日経平均、一時1100円安 米追加関税への懸念で、半導体株下落10:52トランプ氏、対中関税「更に10%」表明 カナダ・メキシコは25%3:57埼玉県議、時間超過で質問取り消し 「計測ミス」→翌日答弁から再開10:04高校を1週間でやめた泉谷しげるさん 漫画家をめざした日々6:00